コロナにより緊急事態宣言が出て、コロナが収まったと思えばまた増えるを繰り返すような感じになっています。
緊急事態宣言がでて数週間で感染者数は減りますが、長い期間になってくると国民全体が慣れてきてしまい結局はまた感染者が増える事態となっています。

またコロナの変異型というものもでてきてますますコロナ禍に関して混迷を極める状態なのではないでしょうか。
日本でもやっとワクチン接種が始まりましたが、これがどこまで効果があるのかが微妙な所です。
その中でコロナ禍での転職活動というものはどうなのでしょうか。
コロナ禍により倒産したというニュースは多く見かけるようになりました。
密になりやすい飲食業界はかなり辛い状況になっているとは思います。
ただ、倒産する会社もあれば巣籠で急成長する会社もあります。
苦境な時こそチャンスがあります。
そんな会社も出てくれば必然的に求人も増えるのではないでしょうか。
そういう中で今回はコロナ禍で求人が増えたのか減ったのかを記事にしてみたいと思います。
コロナ禍での転職事情
コロナ禍では転職が難しいのではないかと思っている方は多いと思いますが、実はそうでもなさそうです。
確かに倒産している会社も多いですが、急激に売上が上がっている会社も多いみたいです。

もちろんその中でもスキルがある事が前提ですが、仕事を選ばなければ配送業などはかなり求人を募集していると聞きます。
巣籠関連のビジネスはチャンスと捉えている会社が多くあるのでそういう所を狙って転職するのが理想なのかもしれません。
またびっくりするのがコロナ禍で新入社員の転職が多くなっているという事が発表されています。
また年代別にみても30代でも転職も増えているとの事です。
簡単にまとめてみましたので是非とも目を通してみて下さい。
コロナ禍での新入社員の転職が激増!?
2020年はコロナが世界を悩ませ、働き方にも様々な変化が出ました。

そんな中、人材紹介サービス エンエージェントでは「2020年4月入社」の登録者数が前年の「2019年4月入社」の同時期の登録者と比べて約1.3?1.4倍と報告されています。
原因としては、入社直後のコロナ対応への不信感や、リモートワークによって仕事ができない・コミュニケーションがとれないなど、コロナ時代ならではの理由が多く挙げられます。
年代別にみるコロナ禍での転職者
一方で、若い人たちの転職だけが増えているわけではなさそうです。
人材紹介サービス dodaの調べによると、2020年に転職した人の平均年齢は32.0歳となっており、全体を年齢別にみると、29歳以下の転職の割合は減り、30歳以上が増えたとされています。
これは、このコロナの影響により業績が傾き、収入面での問題が増えた可能性が見えてきます。
また、さらにこのおうち時間の影響により自分のキャリアを再認識し、転職に踏み出すというケースも少なくないでしょう。
コロナでの求人情報は?
これだけ多くの人が転職を考えています。
それに対して、求人情報はどうなのでしょうか。
このコロナ禍での影響により、求人どころではない企業も沢山ある中で、IT関係やマスク・消毒・インターネット機器などコロナ禍だからこそビジネスチャンスとする企業も多くあります。
ここで、最も特徴的なのは人選です。
人材を求める企業も手っ取り早く良い人材を取るため、すでにある程度のスキルを持っている「即戦力人材」の採用が多い傾向がみられています。
コロナ禍での転職に成功する人
逆境に強い人はどんな時でも生き延びていけそうですよね。
その中でも1番はスキルではないでしょうか。

コツコツと勉強して他の人よりも秀でている人は転職活動でも強いです。
昨今は広く浅いスキルよりも特定したスキルを求める会社が多いと聞きます。
これだったら絶対負けないというものを身につけておく必要があると思います。
持っているスキルを活かせている
先程もご説明したように、現状の転職活動で有利に働くのは「即戦力」です。
そのため、今までの経歴をしっかりと整理し、それを次の職場で活かせている人が転職に成功しているケースが多いです。
また職場によってですが、管理職なら人をまとめられる力です。リモート下でいかに部下をまとめられるかが必要となってきます。
職種によっても色んなスキルが必要になってきますが、誰もが持っているスキルよりもコロナ禍ではニッチなスキルの方が優遇されるのかもしれません。
逆を言えばスキルを持っていない人、さらになあなあで会社にいる人はクビを切られる可能性が高いという事です。
今回は転職というワードを中心に記事を書いていますが、今いるポジションで満足している人は転職組に淘汰されてしまう可能性は高いのです。
今後はAIの技術が発展してどんどん人の必要性が無くなってくる可能性があります。
その時でも対応できるスキルがあればどんな状況でも乗り切れるはずです。
だからこそ現状に満足せずに常に自分のスキルを磨いていく必要があるのだと思います。
諦めず継続できる人
コロナの影響により、全体的に求人が減っていることは事実です。
また企業側も採用活動が無駄にならないよう慎重に人選をしています。
そのため、コロナ禍での転職活動は長期化する傾向がみられます。
しかし、自分自身のスキルの棚卸し・キャリアプランなどがしっかりとあれば自分に合った職場が見つかるはずだとネガティブにならず前向きに続けることが大切です。
まず行動に起こす人
減少傾向にある求人の中から自分に合った転職先を見つけることはどんどん難しくなっていきます。
そんな中でも、伸びている企業はどんどん採用活動を活発化させています。
こんな時期だからこそ、行動力が鍵となります。
1社ダメだから諦めるのではなく受けれるだけ受けてみましょう。
その中で光は見えてくるはずです。
行動する人こそチャンスをつかむ機会が増えてくるはずです。
コロナ禍での転職活動気をつけるポイント
まず1番気をつけなければならないのは焦る事です。
焦って転職して結局はブラック企業だったら元も子もありません。

コロナ禍でなくても転職する際はしっかりと会社を見極める必要があります。
もちろん収入がなければ生活もできないので早く就職しなければならないという気持ちも分からなくはありません。
ただこれからの人生を左右する大事な事です。
だからこそ転職活動は慎重にならなければなりません。
その中でいくつかポイントをまとめてみましたのでご確認下さい。
キャリアの棚卸しをする
コロナ禍での転職に大切なのは「どんなことがしたいか」というようなやる気だけでは採用に近づくことは出来ません。
「即戦力採用」が主になっているため、今まで自分自身がどのような仕事をしてきて、どのような力を身につけたのかをしっかりと見直すことが大切です。
また、自分の中で整理が出来たら、次はその力を次の職場でどのように発揮することが出来るのかを考え、自分なりにまとめてみましょう。
自分自身がいかに「即戦力」であるかをみせる事こそがコロナ禍での転職成功のポイントとなります。
転職市場を知る
コロナによって業界の動きがかなり変わったことは言うまでもありません。
その中で、求人を増やしている企業はどんな企業なのか。
また、今後生き残っていく企業はどこなのかをしっかりと見抜くこと必要です。
方法としては、身の回りの異業種の方に話を伺う、また人材紹介サービスで相談にのってもらうなどが挙げられます。
ここでしっかりと情報収集ができていなかった場合、入社後にもっと良い会社があったのでは?
こんなはずじゃなかった。と後悔の種となってしまう可能性が高いです。
そうなってしまうと、短期間に何度も転職をするということにもなりかねませんので注意しましょう。
焦らない
コロナ禍での転職では焦りは禁物です。
コロナ時代における転職期間は3カ月以上と長期化することも珍しくありません。
なかなか転職が決まらず不安になり、就職先を妥協する、転職活動がストレスとなってしまう可能性もあります。
焦りが生まれると事がうまく進まず、さらに追い詰められそのような感情は企業側へも伝わってしまいます。
心に余裕がないと自信がなさそうに見るなど、悪い印象を付けてしまう事にも繋がります。
焦らずしっかりと自分自身と向き合いながら転職活動をする必要があります。
2021年8月での現状
コロナは収束する事なく緊急事態宣言、蔓延防止宣言など色んな宣言が国から発令されています。
日に日に1日のコロナの感染者が過去最大が更新されており、東京都では1日の感染者数がついに4000人を突破しました。
これからどのように増えていくのか心配ですね。
そして転職、就職事情もあまり変わっていないように見えます。
コロナ禍になった事よりテレワークはやっぱり増えています。
そうなるとスキルがある人はテレワークに対応できますが、スキルがない人は難しいように思えます。
こういう時こそ自分に投資する事が大事になると思います。

リモートで資格を取ったりスキルを学んだりしてキャリアアップなどを目指す事がいいのではないかと感じています。
まだまだ苦しい状況が続きますが、ピンチはチャンスと捉えまだまだ続くコロナ禍でも頑張っていきましょう。
2021年11月での現状
日本ではワクチンも広がりコロナが落ちいている感じがします。
連日、前の週の感染者数が下回っており徐々に規制も緩和されつつあります。
第〇波と言われる状況もこの分ならなさそうな感じもします。
ただ海外では連日1日の感染者数が最高記録を更新しておりまだまだ予断を許さないと思われます。
海外からの受け入れなど始まればまた第〇波が起きそうな気がしますが、まだまだ分からない所でしょう。
その中でもテレワークは以前利用されており、段々経済も回っていっている感じはします。
コロナも落ち着いてきたので徐々に求人も増えていきそうな気がしますね。

さいごに
コロナ禍での転職でお困りの方もいると思います。
上記でも上げましたが、やっぱり飲食業界は苦境だと思います。

デリバリーなど切り替えている所も多いと聞きますが、実際には焼け石に水という所が多いみたいですね。
ただそういう所で急成長を遂げている会社があるのも事実です。
そういう所を見極めて転職する事によりコロナ禍でも給料がアップする所が見つけられるのかもしれません。
ただコロナ禍が収束した後の事も考える必要があります。
コロナ禍だから売上を上げているのであればその後は分かりますよね。
できるだけ同じ会社で長く働きたいのであればその辺はしっかり見極めておく必要があります。
逆にコロナ禍だからこそ一時的に稼ぎたいという人は稼ぎが良い所とどんどん行くべきですよね。
そういう人はスキルがある人なのですから稼げる時に稼いでおきましょう。
こうやってコロナ禍での転職活動という題材で記事を書いてみましたが、思う事は”誰にも負けないスキルを磨いておく事”に限るのではないでしょうか。
秀でているスキルがあればどんな苦境でも生き抜ける感じがします。
それはコロナ禍でしっかり実証されています。
今後コロナ禍以外にも地震、天災、その他色々な事が起こりうるとは思います。
そういう時に困らないように今からでも”誰にも負けないスキルを磨く”という事を実践していきましょう。
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