2021年GW特別シリーズと題して、就活の記事を4つ書いていきたいと思います。
■第1弾

■第2弾

■第3弾

■第4弾

就活は本当に大変です。
筆者も何回もやりました。
もちろん新卒、転職、両方とも経験した事があります。
新卒は避けては通れない道ですし、転職の場合はキャリアアップに重要な事です。
その際に私が重要と考えている事がアピールポイントになります。
新卒なら何もできない自分でもこれだけは誰にも負けないという事。
転職ならこんなスキルを学んでいるので貢献できるという事。
などなど簡単に言えばこんな感じです。

ただそのアピールポイントがしっかりしているかしてないだけで採用の大きな判断になるんです。
また逆に言えば自分のアピールポイントと希望する企業がマッチしているかどうかも考える事が可能です。
そこで今回は就活に必要なアピールポイントを考えた記事を書いていこうと思います。
就活においてアピールポイントって重要?
皆さんは自分のアピールポイントを伝えることができますか?
就職活動において重要なのは、自身のアピールできる点を、採用担当者に適切に伝えることができるかどうかです。
ご存じのように、就職活動は限られた採用枠に対して、それを超える何倍・何十倍もの就活生の応募数があり、その中で採用担当者に興味・関心を持ってもらわなければ採用に至りません。
したがって、「他の就活生と差別化できる自分自身のアピールポイント」を持つことは、厳しい競争環境にある就職活動で勝ち抜き、採用されるためには必須であると言えるでしょう。
また、採用活動を行う企業にとっても、就活生の自己アピールを聴くことによって、「これまでにどんな経験をしてきたのか?」「どんな性格でどんな強みがあるのか?」
「うちで働いてどのような実績を出せるのか?」などの情報を知りたいと思っています。
そのような企業の思惑に応えるためにも、自らのアピールポイントについて分析し、分かりやすく伝えることは重要です。
しかしながら、「なかなか自分のアピールポイントと言われても分からない・・・」
「アピールポイントってどう見つければいいの?」という方もいらっしゃると思います。
そのため、今回の記事ではエントリーシートや面接においても必ず質問される、アピールポイントに入れるべき要素や、アピールポイントを見つける方法、そしてそれを分かりやすく伝える方法・伝える際の注意点などについても解説していきます。
就活のアピールポイントに入れるべき要素
まずは就活のアピールポイントとして、どのような要素を入れるべきかについてです。
様々な要素が考えられますが、最終的には「その会社にとって必要な人材である」
ということを思わせるような、自分自身のアピールをできる要素が必要でしょう。
そのためには、採用活動を行っている企業がどういった人材を欲しているのか、という点も踏まえて自分のアピールポイントを構成し伝えることが重要です。
企業が欲しい人材に関しては、企業のホームページなどで採用要件を見るだけでなく、企業理念や先輩社員の働き方、社長へのインタビュー記事やインターンシップなどで直接聞くなどの方法もあります。
そうして得た情報をもとに、「自分は御社の欲しい人材にマッチしていて、かつ実績も出すことができますよ!」と思わせられるアピールポイントにするのが効果的でしょう。
また、面接官や採用担当者も同じ人間です。
興味深い話やこれまでに自分が知らなかったこと、珍しい話や面白いエピソードにはきっと興味を示すでしょう。
そのため、よく言われていることでもありますが、下記の様な要素も入れると良いでしょう。
・他の人にはない実績や努力したこと、苦労したことや成し遂げた経験
・その実績の達成のために組んだプロセス、苦労した点を乗り越えるために工夫したエピソード
・自分の人柄がよく出て褒められた経験や他人から言われたこと
・失敗した経験から学び、それを活かして現在頑張っていること、できるようになったこと
・資格、活動、アルバイト、インターン、留学、論文作成等々での功績
などを実例として挙げて、具体的に自分の人柄について知ってもらうことが大切です。
その上で前述した「御社の欲しい人材にマッチしていますよ!」というアピールに繋げられないかを検討してみましょう。
アピールポイントを見つける方法
では次に、自分自身のアピールポイントを見つける方法についてです。
自分自身の事を考えるというのは意外と難しい事です。
良い事を考えすぎてしまったり逆に悪い事を書いてしまったりして面接官に印象を悪く与えるかもと思ってしまいますよね。
確かにその通りです。
その辺はさじ加減になっておりますが、この点に関しては下記の様な方法で考えてみては如何ですか?
これまでに行った活動や成果・実績などを振り返る(自己分析)
まずはこれまでの学生生活の中で行った活動を思い出してみましょう。
勉強やアルバイト、インターンや留学、野外活動やボランティアなどでも良いでしょう。
自ら考えて行った行動や企画したこと、取り組んだこと・実績などをまとめて、その時に得た経験や感じたことも踏まえて内容を整理しましょう。
実績としては出ていなくても、感じたことや考えたことを書き出すだけで、自分自身の性格や趣向などを改めて確認することができます。
他の人に自分の性格や評価を聞いてみる
自分で把握している自分の性格と、周りから思われている印象や性格というのは必ず違う点があります。
自分では気づいてない良い所も、実は周囲の人が気付いているということはよくあることです。
家族・友人・先生・バイト仲間・同僚・SNSで仲良くなった人などでも構いません。
まずは自分をよく知る人物や身内から自分のことに関して聞いてみましょう。
自分の性格や印象を直接聞くことはためらってしまうということもあるかもしれません。
そういった場合には「自分のアピール書きたいけど、どんなところをアピールできるかな?」という感じで、まずは雑談程度に聞いてみるのも良いでしょう。
また、今はメンターなどでキャリアに関するアドバイスなども受けることができます。
そういったサービスを活用して自らの性格や趣向を確認し、アピールできるポイントがないか聞いてみましょう。
自らの短所を言い換えてアピールにしてみる
こちらも意外に気付いていないアピールポイントを見つける上で重要かもしれません。
自分自身では短所と思っていても、言い方次第では良い点としてアピールできる可能性もあります。
例えば、一つのことを長く続けられず、すぐ別のことに興味や関心が移ってしまうという人は、裏返せば新しいことでも柔軟に取り入れる、好奇心旺盛な性格であると言い換えることもできます。
また、神経質で細かなことを気にしやすいという性格であれば、他の人が気付かないようなリスクや可能性を提示でき、さらには正確で綿密な仕事ができると言い換えることもできます。
このように普段自分では短所と思っている性格も、考え方によってはアピールポイントにすることができますので、ぜひ一度試してみましょう。
自分のアピールポイントを分かりやすく伝える方法
アピールできるポイントが見つかりましたら、次は効果的にそれを伝える方法についても考えてみましょう。
エントリーシートや面接においての場面、それぞれにおいてどのように伝えるかは非常に重要な事項となってきます。
主には以下の点を意識してアピールポイントを説明しましょう。
アピールするポイントは1つに絞って説明していく
複数のアピールポイントを説明してしまうと、その分伝えたいことがハッキリせず、印象がぼやけてしまいます。
アピールポイントが複数ある場合には、よりその企業が欲しがっているマインドや人材に近い方のアピールポイントに絞って説明するのが効果的でしょう。
そのため、アピールポイントは応募する企業に最も適した一つに絞り、深堀したエピソードや経験談を加えて説明したほうが相手にも伝わるでしょう。
一番伝えたいポイントや結論から伝える
エントリーシートや面接時においては、最初にまず一番伝えたい気持ちや、アピールポイントから説明していきましょう。
最初に長い前置きやエピソードなどを入れてしまうと、伝えたいことが何なのかが分かりづらくなってしまいます。
そのため、結論をまず述べてから、それを実証するような具体的なエピソードや実績などを述べると良いでしょう。
文章は簡潔にして分かりやすくする
分かりやすく伝えるためには文章自体を簡潔に、なるべく短くして読みやすくすることも大切です。
前述したように自分の考えや説明を長々と書いてしまっては、採用担当者にも伝わりにくくなります。
伝えたいことやエピソード、アピールポイントなども要所を抑えて、端的に説明できるようにしておきましょう。
そうすれば、採用担当者がエントリーシートを読みやすくなるだけでなく、面接時においても自分の説明を伝えやすくなります。
アピールポイントを伝える時の注意点
アピールポイントについてまとまりましたら、最後に伝える際の注意点についても知っておきましょう。
アピールポイントがまとまってもしっかり伝えられるかどうかが重要になります。
これを箇条書きで伝えたとしても相手には伝わりません。
自分の口から動作、身振りで伝える事でより分かりやすく伝える事が可能になります。
主な注意点としては下記の様な事項があります。
自信をもって明るく元気に話す
面接時の話し方での注意点にもなりますが、やはり自信をもって相手の目を見て話すことで、信憑性も高くなります。
逆に小さな声で自信なさげに話していた場合、いくら良いアピールポイントであっても「本当のことなのかな?」と疑念を持たれてしまいます。せっかく準備したアピールポイントを効果的に伝えるためにも、話し方には十分注意して面接には臨みましょう。
アピールポイントがただの自慢になっていないかチェック!
せっかくアピールポイントが沢山あっても、それをただ淡々と説明し自慢話なだけになってしまっては意味がありません。
企業が知りたいのは「その強みや経験を活かして、どのように活躍してくれるのか?」という点です。
アピールポイントがあることを述べたうえで、それをどう活かせるか、何を学んでこれからどう活躍したいかも含めて、しっかりと伝えていきましょう。
アピールポイントは根拠となるエピソードも添えて客観的に説明
アピールすることがあっても、実際にそれを裏付ける経験や実績がないと信じてはもらえません。
そのため、なるべくその根拠となるようエピソードや、周りから実際に言われたという経験談も含めてアピールをし、信憑性を高めて客観的に説明をしていきましょう。
最後のアピールポイントは情熱
色々とアピールポイントを伝えてきたとしてまだ面接官に伝わらないようなら最後は情熱しかありません。
どれだけその会社に入りたいのか、思いの丈を話しましょう。
最終的には面接官次第です。
ただ面接をやって後悔はしたくないですよね?
だったらもう最後は情熱でしょう。
もちろんくどく感じるかもしれません。
でもやりきったという感じにするには情熱です。
色々ごたくを並べていてもそんなのは面接官にはバレてしまいます。
だからこそ情熱というのは大事なのです。
その為にもしっかりとオリジナルの言葉で多少ちぐはぐな文面になったとしても自分なりの思いをしっかり述べるようにしましょう。
さいごに
就活は大変です。
私ももう1度やれと言われてもなかなか厳しく思ってしまいます。
希望の所に行きたくてもやっぱり落とされる。
その際何が悪かったのか考えると最終的にはアピールポイントが足らなかったのかなって考えてしまうんです。
そういう後悔をなくすためにも就活の際の面接ではやり切った感をしっかり出すようにする事が大事です。
それでもし落とされた場合は縁がなかったと諦めていいと思います。
就活はどんな人でも経験する道でありどれだけアピールポイントというのが重要かが分かって頂けましたか?
就活=アピールポイントと考えながらこれから就活する人は是非とも参考にしてみて下さい。
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