他人事ではない!ブラック企業の見分け方、ブラック企業の対処法

ブラック企業と聞けば何となくイメージつきますよね。

実は筆者は1度ブラック企業で働いてしまった事があります。

その時は就職して1日目で悟り3日で退職しました。

体力的な問題であれば何とか乗り切れる事ができますが、この時は精神的に絶対ダメになるだろうと思ったので直ぐに決断致しました。

正直自分がブラック企業に勤める事になるとは思ってもいなかったのでなかなかのショックでしたね。

そういう事もあり今回はブラック企業にフィーチャーして記事を書いてみたいと思います。



ブラック企業とは

ブラック企業の定義はありません。

一般的に言われているブラック企業は、過重労働、ハラスメント・差別、違法行為が横行している企業です。

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その他責任を他人に押し付けたり、不当解雇、人格を否定・不可解な強要をする研修、精神的・肉体的苦痛、過剰なペナルティが横行していることも含まれます。

また、ブラック企業として離職率が高いのも特徴となります。

ブラック企業に入ると何が待ち受けてる?

他人事ではない!ブラック企業の見分け方、ブラック企業の対処法

ブラック企業は明確な定義がないながら、入社すると精神的・肉体的苦痛を伴う違法行為が待ち受けています。

ただ、今はブラック企業に値するのではないかという疑心暗鬼さが高くなっているため、多少違法行為が多くてもブラック企業と言われる様になってしまいます。

ブラック企業に、入るからと行って必ずしもすぐ退社したいと思うくらいのことがあるわけではありません。

例えば、職場の雰囲気・コミュニケーションなど全く問題がないのに、仕事の環境がうまく整っていないということが挙げられます。

パワハラや過重労働、差別など色々なことがあるブラック企業であれば相当厳しい状況となるでしょう。

ただ、ホワイト企業よりブラック企業の方が退職しづらいです。

なぜなら、ブラック企業は先程の例だとしても会社に問題があるとしても、良い面もあるからです。

もちろん、一般的に想像する程度がひどいブラック企業は退職しようとしてもなかなかやめさせてくれません。

ブラック企業かもしれない求人広告

・何度も求人を募集している

・大量募集 社員以上に募集している

・良いことばかりで抽象的なことしか書いていない

・うま過ぎる話

というのがブラック企業の疑いがある企業になります。

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離職率が高くなり、自分の会社に入社させてしまえばあとはやめれないようにしてしまうことを考えて良い企業だというように見せかけているのがブラック企業の求人広告の特徴です。

離職率が高くなれば、大量に社員を集めなければいけないですので、もし入社したとしても周りの社員を見て離職する人が多ければブラック企業だと見分けがつきやすいです。



ブラック企業が多い職種

・飲食業界
接客が必要であったり、調理をしなければいけなかったり、それぞれ仕事があります。

しかし、クレームなどの対応、ピーク時間を考えるとどうしても避けては通れない忙しい時間があり負担もかかります。

また、人手が足りないとより負担がかかります。

そして、ほとんどが正社員ではなくアルバイトの場合もあり、大学生アンド次から次へとアルバイトが変わってしまうため離職率も高いです。

・宿泊業界
ホテルや旅館を含める宿泊業界として、もてなしが必要になります。

飲食業界でももてなしは必要になりますが、しかし、宿泊業界だと1泊でも家ではなく泊まりにくるお客様がいるわけでかなり丁寧に接客しなければいけません。

ホテルマンが好きで就職したのであれば問題ないと言われています。

・教育、学習支援業界
塾も含めた業界で、特に教員として働くと残業など当たり前な世界になります。

部活の顧問指導はもちろんのこと、授業の準備もあります。

そのほか、保護者への対応も大変です。

世の中色々な人がいますので相応に対応しなければいけないのと、教員として生きていく工夫も必要です。

また、塾教師になると成績アップが求められます。

教育よりも成績アップを求められ、保護者からのプレッシャーも精神的に支障をきたす場合もあります。

・派遣業界
稼げている企業とそうでない企業の差が大きく、稼げていない企業に就職してしまうと待遇も良くありません。

人材派遣の場合、人を扱う仕事でもありますのでただの接客ではなく、人との関わりが深くなりがちで大変でもあります。




・娯楽業界
映画館、パチンコも含め、娯楽業界というと楽しそうな職業だと思ってしまいます。

しかし、裏方の作業も多く、ディズニーランドのように問題点があってもお客様のことを考え闇に包まれてしまい、その会社で働いている人以外誰も知らない事情がある場合もあります。

また、パチンコや競馬など勝ったり、負けたりして気分の浮き沈みがあるお客さんも多く接客に困る場合もあります。

また、タバコの煙、大音量の機械音など働く環境もあまり良くないこともあります。

・介護業界
3Kの業界として、仕事としては苦労が多く収入も期待できません。

夜中の対応もあるため不規則な生活になりやすいです。

・小売業界
スーパー、デパート、アパレルを含む業界で大手企業でさえもブラック体質な企業も少なくありません。

安さを売りにしている企業ほどしわ寄せが従業員にいってしまっています。

常に営業を気にしたり、時代も関係する業界のため仕事において考えることも多く、異動も多いです。

・広告代理店業界
会社にもより一概に言えません。

しかし、有名な一流企業で過労認定された事件もあり、ブラック体質になりやすい環境でもあります。

特に体育系の人が多く、仕事柄、締め切り厳守、顧客ありきの仕事のため精神的・肉体的にも疲れます。

・夜の仕事関係
遅刻・無断欠勤等で罰金を科せている店がよくありますが、それは労働基準法違反です。

夜の仕事は給料が多くもらえる反面リスクもありますので注意が必要です。

経営者はブラック企業だと気づいていない

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これは本当に怖いと思います。

まさか自分の所がブラック企業なんて思っていないでしょう。

でもYESマンしか残らなくなった企業はどうでしょうか?

全て経営者の言う通り、そして経営者の言葉が絶対だと思わせるようになります。

そうなったらだれもその経営者を止める人はいなくなってしまいますよね。

これが暴走モード突入状態になります。

徐々に要求が大きくなってきてしまいには罵倒されるようになります。

それでも経営者は気づけないのです。

ののしる、罵倒する事が正義と思っているのでしょうね。

人と思わない、コマだと思っている。

お金をあげてやってんだからしっかり仕事するのは当たり前。

そんな感覚なのではないでしょうか。

そこまでいくともう無理です。

これはブラック企業認定です。

これを読んでドキっとしている経営者さんはいいですが、多分ブラック企業認定の烙印を押されている経営者は気づけないので何を言っても無駄なんでしょうね。



ブラック企業に入ってしまった場合

ブラック企業だと思ったらすぐ辞めること、ブラック企業かどうか見分けがつかないところもあり、本人次第です。

これが普通の企業なのか?と判断に迷ったらすぐ辞めることをおすすめします。

ただ、ブラック企業によくありがちな洗脳によってブラック企業なのかどうかわからないこともあります。

また、辞めたいと会社に言ってもなかなか辞めさせてくれない場合もあるため、まず迷ったら1人で悩まず友達や親など信頼できる人に相談するのもおすすめです。

ブラック企業を辞める方法

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まず、会社にバレないように体調不良という名目で休み、その休みの間に転職する準備をします。

転職できる準備ができれば引き止められようが絶対辞めるという強い意思で辞めましょう。

ブラック企業からすれば辞めさせたくないのと、辞めてブラック企業だと求人広告会社など噂で広まっては困るため、なかなか辞めさせてもらえないのも現実です。

ブラック企業を辞めたらすること

ブラック企業を辞めることができれば、転職先にてしっかり仕事をすることです。

ブラック企業での嫌な思い出があるかもしれませんが、転職先がブラック企業でなく、苦しくなければ心配せずに仕事をこなしていきましょう。

ブラック企業でなければしっかりと与えられた仕事ができればトラブルはありません。



ホワイト企業では物足りないという人へ

最近はホワイト企業に勤めたいという人が多いのですが、ホワイト企業ではつまらない、物足りないという人もいます。

より仕事時間が少なくなり、余裕がある勤務時間になることで暇を持て余すことが退屈でしかないという人もいます。

また、ブラック企業ではない、業務外のことは仕事がないということで毎日同じ仕事を単純作業のようにこなすことで刺激がなく楽しくないという方もいます。

仕事は1時間おきの5分休憩で高パフォーマンスを出す!休憩こそが集中力の鍵
「1時間おきの5分休憩」を目安にすると、集中力が高まるため、高パフォーマンスにつながりやすいです。頑張って仕事をすることは絶対ですが、休憩こそが集中力の鍵になるというのを知ってもらいたいと思います。

そういった方がいる中でブラック企業は面白いというわけではないかもしれません。

しかし、残業があったり、業務外のことでも報酬があったりすることでやりがいを得られる可能性があります。

完全すぎるホワイト企業だとベーシックインカムまではいきませんが、必要以上の仕事をせずに、ただ与えられた仕事をこなすというのでは仕事をやりがいにしている方は納得がいかないでしょう。

ただ、パワハラや法律違反が多く、度が過ぎるブラック企業に入るのも危険です。

もっと仕事を楽しみたいのであれば個人事業主になったり、成果を重視している会社に就職することをお勧めします。

ホワイト企業ではあるけど完全にホワイトでない企業もあります。

例えば、世界的企業amazonでは仕事に誇りを持っている方とやり方が間違っていると反会社側の人間がいると言われています。

世界的企業でもやりがいがあると感じている人もいれば、そうでない人もいますのでどんな企業でもブラックすぎない企業であれば良いと思わず、自分に合った企業を選択することが必要です。

筆者がブラック企業に勤めて3日で辞めた話し

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急に変な話題をあげてしまいましたが、簡単にお話ししようと思います。

まず採用ですが、面接いって人の話をよく聞かず永遠と自分の自慢だけして採用になりました。

正直この時からちょっとおかしいなとは思っていました。

ただすぐに働きたいという気持ちが強かったのでその時は軽い違和感程度でしたね。

出社1日目ですが、朝の朝礼から体育会系の感じ。

こういうのもあるんだなと思っていましたのでその辺は我慢できる範囲内でした。

ただこの後、私の席の隣の人とその隣の人が会議室に呼ばれて3時間ぐらい私は放置。

お昼すぎぐらいに出てきてげっそりした感じ。

何かありました?っと聞いたら”怒られてました”と一言。

午後も14時から18時まで会議室。

私も参加しましたが、その2人は永遠と怒られてました。

怒られる内容も仕事の事が1割であとの9割は人格否定。

正直ヤバイと思いましたね。

2日目、3日目も同じような状況が続き、さすがにここでは長く仕事できそうではないと悟り辞めました。

しっかりと筋を通して面と向かって辞めると伝えましたが、全然いいよ的な感じでした。

ある意味ブラックな感じでしたねw

辞める前に怒られていた2人と少し話しましたが、ここまで来ると辞めるに辞められないみたいです。

顔色も正直良くなかったですし、1人は泣いた日もありました。

たった3日で目まぐるしい日々を過ごしましたが、これがブラック企業なんだなと思いましたね。

経営者はニコニコで毎日帰っていましたが、それはあれだけストレス発散できれば満足でしょうね。

全く従業員の事を考えていないブラック企業。
こういう会社は早く潰れてしまえと本気で思いました。



辞める勇気

辞める事が恥だと感じないようにして下さい。

世間からみればあの人は仕事が続かないと思われるかもしれません。

ただそれは周りの考えです。

すぐ辞める人=だらしない人ではないです。

私は逆に色んな仕事が経験できて良いと思います。

もちろん良い職場であれば続けられると思いますが、悪い職場であれば我慢する必要がありません。

それが労働者の自由なのではないでしょうか。

就職困難と言われていますが、別に職種を選ばなければ日本であればどこでも就職可能です。

転職を考えているけど不安…。転職に対する不安を解消する5つの解決法
転職の不安はたくさんあると思います。転職しようかな…そう考えていても行動に移すことはなかなか難しいと思います。今回は転職に対する不安を解消する5つの解決法をあげてみました。是非とも参考にしてみて下さい。

だからこそブラック企業だと思えば辞める勇気も必要になってくるのではないでしょうか。

ブラック人間にも要注意

ブラック企業の中に癌となるブラック人間が存在します。

ブラック人間がいる事で次々に辞めていく現状。

ただブラック人間が居ないと会社が回らない、だから周りは何も言えない。

そしてブラック人間はその現状を知っていて調子に乗ってしまう。

こうやって負のスパイラルに陥る会社も存在します。

こういう会社は本当に勿体ないです。

なので入っては辞め、入っては辞めの繰り返しで育つ人も育たず永遠にブラック人間がのさばっているのです。

いつかはブラック人間に神の裁きをして欲しいと願っている人がいると思いますが、そういうブラック人間が居る会社にも気を付けるようにしましょう。

さいごに

ブラック企業に遭遇してしまったらどうしますか?

8割以上は働かない、すぐ辞めるというと思いますが、実際はそんな事ないのです。

何故ならお金が絡んでいるからです。

お金に困っていたらなかなか辞められないですよね。

ブラック企業はそういう人の扱い方を知っています。

本当はブラック企業で働かない事が1番ですが、コロナ禍で就職がなかなかできないといった状況ではブラック企業に当たる確率は高くなっています。

本当に今(2021年2月現在)は大変だと思います。

やっとの思いで就職できた所がブラック企業だったという人も多いと思います。

でもお金よりも自分の命を守って下さい。

大袈裟かもしれませんが、精神的な状況に追い込まれたら仕事ができない状況に陥るのでお金どころではありません。

だからこそしっかりその会社を見極めてヤバいと思ったら辞めましょう。

別にそれは逃げではありません。

逃げるが勝ちと言いますが、まさにその通りです。

毎日が不幸と思っている方でもそのうち1回はチャンスが来ます。

その時を信じて自分に合った企業・会社を見つけられるようにしましょう。

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