お笑い芸人は儲かる、稼げる!成功する方法、稼ぎ方、年収などのお金事情

2001年以降M-1グランプリが開催されたことなどをきっかけに再びお笑いの人気が上がり、「お笑いブーム」といえる状況は現在も続いているといえます。

そんななかでお笑い芸人を志す人も増えてきているのではないでしょうか。

一方で人を笑わせてお金をいただくというビジネスは、テレビの第一線で活躍しているようなとても華やかな世界しか知らないため、自分には無理だとあきらめてしまった人も多いかと思います。

もちろんテレビに出演することは最も売れるきっかけになることが多いですが、インターネットが普及した今、テレビだけでなくても様々なスタイルで人を笑わせる、楽しませる方法があります。

また、こういった「芸」の分野は、自分自身を知ってもらう、有名になることも必要ですので、そういった方法もいくつか紹介できればと思います。



お笑いで稼ぐのはかなり難しいが夢のある世界でもある

お笑い芸人は儲かる、稼げる!成功する方法、稼ぎ方、年収などのお金事情

実際のところ、お笑いで生計を立てることはかなり難しいということができます。

テレビ出演がかなったとしても、たまに出る程度であれば月給は数万円というケースも珍しくありません。

かつてR-1ぐらんぷりやキングオブコントで優勝経験がある芸人さんでもバイトをしないと生計が立てられない人もいますし、還暦近くまで活動していていまだにアルバイトを続けている芸人さんもいます。

欧米などのお笑いでは、「権力風刺」のようなものが広く受け入れられますが、日本では世の中を批判することでテレビから消されてしまった芸人さんも多くいます。

そういった芸自体が日本人には受けにくいのか、何らかの圧力がテレビにかかっているのかは定かではありませんが、生き残るために政治的なことは言わなかったり、権力を擁護する芸人さんもいる一方、テレビから消されることを恐れずにおかしいと思うことをおかしいという信念を貫きつつ、テレビ以外の場面で活躍して収入を得続けている芸人さんもいます。

一方でテレビで引っ張りだこの芸人さんであれば、年収数千万円、数億円ということもあり、非常に夢のある世界でもあります。

また、「笑いたい、楽しみたい」と考える人はいつの時代もいるので、お笑いビジネスへの需要が無くなることも考えづらいです。

お笑いに向いている人は?

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お笑い芸人に向いているのはどのような人でしょうか。

人前に立つ仕事ですから、何事にも積極的にグイグイ行ける人が向いているように思えますが、案外シャイな人や自分を表現することが苦手な人も多いです。

「自分の表現」が得意であれば、そのまま飾らずに伝えればいいのですが、不得手なのでそれをうまく伝えるために「お笑い」というツールを使って伝えていくといったイメージでしょうか。

一方で目立ちたいという欲望が無いと舞台に立つことはできません。目立ちたくない、陰でできるだけこっそり行きたいという人は当然お笑いは向きません。

人の前に立ちたい、目立ちたいけど、なかなか人の会話に入っていくことができない、そんなひとこそお笑いを目指すと新たな自分に出会えるかもしれません。

何らかの方法で自分の舞台を確保できれば、存分に自分を表現することができますから。

お笑いに対する情熱の高さは重要ですが、ビジネスの関するプライドの高い人は向きません。

いまテレビで大活躍している芸人さんでも、数十年売れずにアルバイト生活だった人も多くいます。最終的に売れる場合でも、多くは「過酷な下済み時代」を経験します。その間は、「いい年してバイトしている」といった目で見られるかもしれません。

また、下剋上が日常的に起こる世界ですので、後から入った人、いわゆる後輩芸人が先にどんどん売れていくといった経験をすることも多いです。

そういったとことでプライドが高いと心がズタズタになってしまい、続かなくなります。プライドの高い人は芸人ではなく大手企業や国家公務員などの就職を目指したほうがよさそうです。



お笑い芸人の稼ぎ方は?

お笑い芸人として稼いでいくにはどのようにすればよいのでしょうか。

最も一般的なのが「お笑い養成所」に入って学ぶことです。年間数十万円の学費はかかりますが、多くの芸人さんはNSCなどのお笑い養成所で学んでそこから大きくなっています。

お笑い養成所に入るには試験がありますが、面接のときに面接官に喧嘩を売るようなことをしなければ落ちることはほぼないといわれています。

昔は養成所で学ぶか、路上ライブなどでお客さんを集める方法しかありませんでしたが、今はインターネットも普及しています。

ブログやYoutubeで、検索需要に合った投稿を数百ほどアップしていけば、多くの人に見られるようになってきます。

それらの広告収入も立派な金額になりますし、インターネット媒体を通じて有名になり、テレビなどに出演できるチャンスもあります。

Youtubeがきっかけでブレイクしたお笑い芸人さんもいます。

昔よりも入口が増えたことは非常にありがたいです。

テレビに出なくても、地方ライブなどで稼ぐことはできます。

実際にテレビから消えてしまったけど、ライブなどで「一般的なサラリーマン以上に稼いでいる人」や、テレビに出ていたころ以上に稼いでいる芸人さんも多くいます。

一度名前が売れれば、その芸人さんの名前自体がインターネットで検索されることが多くなり、検索需要自体がなくなることがあまりありません。

中には一度大きく売れたのにその後姿を消してしまう「一発屋」といわれる芸人さんも存在しますが、一度有名になればYoutube、ブログなどでの検索需要に関しては高い状態が続きますので、Youtuberなどとして活躍して収入を得ている芸人さんも多くいます。

お笑い芸人の年収

お笑い芸人は儲かる、稼げる!成功する方法、稼ぎ方、年収などのお金事情

上位の人ですとプロスポーツ選手なみに稼いでいる人がいます。

但しそれはほんの一握りであり、多くの方は数万円ほどではないでしょうか。

以前、テレビの中で島田紳助氏がおっしゃっていましたが、吉本はピラミッドと例えており上の角の部分がすごく細長いと言っていました。

っという事は稼いでいる人と稼いでいない人がしっかりと二極化に分かれているという事が分かるかと思います。

確かにテレビに出ている人は常に同じメンバーであり、そういう人たちが売れているという階層なのでしょう。

逆にたまにテレビに出ている人はギャラが数千円程度なのでそこから這い上がっていかなければいけないという事です。

まず、1年出続けて年収が1000万円程度でしょう。

そこから、2~5年出続ければ3000万円~5000万円になるでしょう。

そして5年~10年出続ければ5000万円~1億円程度。

さらに10年以上出続ければ1億円超ぐらい目指せるのではないでしょうか。

どちらにせよお笑い芸人というのはテレビに出てナンボの商売です。

実力で席を勝ち取り、スタッフに気に入られ、大御所に気に入られれば徐々に露出度も増えてくるはずです。

テレビに出続ける事が年収アップのカギになりますので是非とも参考にしてみて下さい。

より稼ぐには

お笑い芸人は儲かる、稼げる!成功する方法、稼ぎ方、年収などのお金事情

10年以上テレビに出続けてようやく1億円プレーヤーになり収入も安定してきた状態で思う事はもっと稼ぎたいという事でしょう。

ただ1億円以上いくとなかなか上は目指せません。

そこでより稼ぐにはどうすればいいのでしょうか。

その場合は、独立です。

多くのお笑い芸人は芸能プロダクションに所属しています。

全てのマネージングをやってもらえるので取り分も減ってしまいます。

某プロダクションは7対3、8対2なんか言われてますよね。

もちろん多い方がプロダクション側です。

もし独立すれば全て自分のものです。

例えば今までの1本のギャラが100万円だったとして7対3なら70万円が会社側に入っていたものが全て自分の取り分になります。

かなり美味しいですよね。

ただ独立した場合は全て自分でマネージングをしなければならず営業もお金の計算も全て自分です。

さらにレギュラーだったものももしかすると忖度で外される場合もあります。

また数年間干されるといった事もあるみたいです。

芸能界はまだまだ闇が深い部分もありますのでもしたくさん稼げるようになってもしっかり自重して会社があるから自分が稼げているんだという認識をしっかり持つようにした方がいいのかもしれません。



お笑い芸人でトップを走る方たち

BIG3と言えばビートたけし、明石家さんま、タモリ。この3人です。

今でもたくさん稼いでおり、ビートたけしは16億程、明石家さんまは12億程、タモリは10億程稼いでいると言われています。

長く芸能界のトップに君臨している人はさすがとしか言いようがありませんね。

ビートたけしは映画での功績があり海外の映像を使う場合、ビートたけしの名前を使うとほぼほぼオッケーになるという噂を聞いた事があります。
そういう面でも使う側からしたらメリットが大きいという事なのでしょう。

明石家さんまはやっぱり話が面白いですよね。

何年、何十年経っても話しに隙がありません。

そして色あせる事のないトーク。そして老若男女が楽しめる話はお茶の間を明るくしてくれます。

この安定感が60歳超えても今なお人気がある理由なのではないでしょうか。

タモリは知識が豊富ですよね。

いいとも!が終了してから観る機会は減りましたがそれでも多くのレギュラーを抱えしっかりとしたコメントを残されているのは流石です。

誰も傷つけずに楽しい事を分かりやすく伝える人は芸能界において右に出るものはいないのではないでしょうか。

まだまだこのBIG3の牙城を崩せる人は出てこなそうですよね。

ただもうこのお三方も高齢になってきました。

いつ世代交代するのか、そして新たな風が吹いてくるのか、今後の芸能界事情も楽しみですね。

お笑い芸人の仕事の形が変わりつつある

少し昔まではTVに出る事が成功の形でしたが、今はそうではなくなってきています。

もちろんTVの仕事が儲かるかもしれませんが、それ以上にチャンスがあるのがYouTubeです。

急に有名人がチャンネルを持ち始めて一気に仕事の幅が広がりました。

また干されていた芸人もYouTubeの進出でチャンスを掴み成功を収めている人もいます。

ユーチューバーになるには収入、稼げる・儲かる、どれだけ大変か考える
ユーチューバーになるには動画をアップロードするだけです。ただ収入、儲かる、稼げるかはどれだけのコンテンツ内容なのかにかかってきます。そしてユーチューバーはどれだけ大変なのか色々と考えてみます。

元雨上がり決死隊の宮迫さんは闇営業問題で完全に干されてしまいましたが、YouTubeで完全復活。

オリエンタルラジオの中田敦彦さんも松本さん批判で干されていましたが、YouTubeで成功者の仲間入り。

江頭2:50はTVではなかなかうけないネタもYouTubeでしっかり成功を収めました。

などなど、干されていた人、なかなか花が咲かなかった人など実力があればYouTubeで成功できるという事です。

近年はコロナ禍によって営業もままならない中でYouTubeという存在が本当に大きくなりつつあります。

どこでもチャンスが落ちていますので自信があれば試してみるのもいかがでしょうか。

さいごに

お笑い芸人は儲かる、稼げる!成功する方法、稼ぎ方、年収などのお金事情

当記事では「お笑い芸人」という職業に焦点を当て、それらの稼ぎやすさや向いている人、稼ぎ方についてまとめてみました。

非常に厳しい世界ではありますが、大きな夢のある世界でもあるということがお分かりいただけたかと思います。

場合によっては引き際も大切です。何年も活動したけど全く売れない、家族を支えないといけない、という現実に直面した時は残酷ではありますが潔く夢をあきらめるのも選択肢の1つになります。

本気でお笑い芸人を目指すのであればやっぱり覚悟は必要だと思います。

もし覚悟がなければ安定した公務員、サラリーマンにになる事が自分や周りの人が最も幸せになれる方法ではないでしょうか。

ただもし本気で夢を目指しているのであれば是非とも応援したいと思います。

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