副業ビジネスのスタイルとして、ブログの運営があります。
最も一般的なのはグーグルアドセンスの広告タグを自身のブログに埋め込んで、ブログ閲覧者がその広告をクリックすることで報酬が入るというやり方です。

一方でブログビジネスのやり方も大きく3通りあります。
自分自身でブログを投稿する方法、クラウドソーシングなどを利用して他の人に依頼をする方法、または逆に依頼を受ける方法です。
それぞれの方法にメリットとデメリットがあり、自分に最も合ったスタイルを選択することも重要になってきます。
そこで当記事では、ブログで稼ぐ際、自身で投稿する、外注さんに任せる、外注を受ける、の3通りについて比較検証し、自身のライフスタイルや性格などからどの方法が向いているかを考えてみます。
ブログを自己運営し自身で投稿するスタイルのメリットとデメリット
自分自身でブログを運営し、投稿も自分自身で行う方法が最もメジャーといえます。
1か月100万PVを達成すれば月に30万円以上の報酬も夢ではありません。

そうなれば家に居ながら自分のペースで仕事をする事ができまさに夢のような生活でしょう。
但しその中でもメリット・デメリットがありますので簡単にまとめてみました。
自分で投稿し運営するメリット
メリットとしては運営費用が安く抑えられる点です。
グーグルアドセンスを利用する場合、独自ドメインを取得する必要があり、さらにサーバも契約しないといけないので、費用は掛かります。
しかし費用はせいぜい1か月1000円程度。
しっかりブログを作りこめばカバーすることはそう難しくありません。
また、ブログを大きく成長させることができれば、本業を上回る収入を得ることも夢ではありません。
自分で投稿し運営するデメリット
一方で、ブログで報酬を得るにはアフィリエイトサイトのアカウントが必要です。
代表的なグーグルアドセンスは、利用するにはサイトが審査に合格する必要があります。
その審査も年々厳しくなっていて、審査自体が大きなハードルとなっています。
さらに自分自身で投稿していく場合、更新が途絶えるとたちまちブログは弱体化してしまいます。
グーグルで検索しても自分のブログが出てこないような状況になれば、報酬はなくなってしまいます。
また、独自ドメインを獲得した直後はブログは弱く、育つのには時間がかかります。(一般的にはブログが報酬を得られるほど育つには100記事以上、3か月以上などといわれています。)
その間、無報酬に耐えつつ更新を続けるという過酷な作業をしなければなりません。
そしてその後も更新を続けるという、継続力や忍耐力が求められる作業となります。
ブログ投稿を外注さんに任せることのメリットとデメリット
ブログの運営は自分自身で行い、投稿や記事の作成は外注さんに任せるというスタイルもあります。
ココナラ、ランサーズ、クラウドワークスなどで募集をかければ引き受けてくれる人はたくさんいます。
単価は1文字1円~3円ぐらいまでが平均的な相場ですが、安い所ですと0.5円、さらに初回限定で0.25円というものも見かけます。

人によっては得意なカテゴリーも存在します。
金融・美容・旅行などなど個々のポートフォリオに得意分野が記載されておりますのでそこから選ぶのが無難だと思われます。
ブログの投稿を外注に任せるメリット
外注の場合はキーワードや記事の構成を指定する場合がほとんどです。
安心できるライターさんだとお任せで記事を作ってもらえます。

優秀なライターさんに恵まれれば、ほぼ不労収入に近い形で報酬を得ることも不可能ではない点が最大のメリットです。
また、複数のライターさんと契約することで、一人での運営では到底できないような更新頻度を実現することも可能で、急速にブログを成長させることも可能です。
また記事を任せる事で広告、アクセス解析など他の事に時間を費やせる事が可能となりますのでより効率のより運営ができると思います。
ブログの投稿を外注に任せるデメリット
ライターさんに外注するという事で1記事毎にお金がかかります。
ブログが育つまでブログからの報酬はありませんので、その間は大幅な赤字経営を強いられることとなります。
例えば1記事1000円だとして30本頼んだ場合、月に3万円かかります。
そして最初の頃はアクセスがないのでこの3万円は持ち出しとなり利益が出るまで持ち出しの状態が続くことになります。
報酬が発生しない限りはずっと赤字運営ですのでその間はきつい期間を過ごさなければいけません。
またブログが報酬化できた後も、ブログを弱体化させないために継続的に依頼していかなくてはなりません。
その度にライターさんに報酬を払うため、運営が黒字化するまでにかなりの時間を要するケースも多いでしょう。
したがって、ブログの記事作成を外注さんに任せるには、余剰資金を利用してしっかり予算を組んで行う必要があります。
また、ブログの内容やキーワードなど希望する記事をライターさんに伝えるため、コミュニケーション能力も求められます。
もしデタラメなライターさんに当たった場合は自分で添削する作業が増え逆に手間になる可能性もあります。
中にはコピペを多用するライターさんや、コピペにならないように少しだけ添削するライターさんもいるみたいです。
コピペ記事かどうか確認するために、コピペチェックツールを利用し、都度都度チェックする必要があります。
万が一コピペ記事を投稿してしまうとサイトの評価が下がってしまいますので検索に表示されず無報酬になってしいます。
なのでしっかりチェックツールを使い確認しましょう。
うまく運営できれば最もよい時給効率が得られる方法ではありますが、大幅な損をしてしまうリスクもあり、投資ビジネスに近い手法となります。
ブログ投稿の外注を受けることのメリットとデメリット
ライターとしてブログの記事執筆の外注を受けるという方法もあります。
この場合は文章を作る能力が必要になります。
言葉のボキャブラリーも必要ですが、記事を作るに当たっての勉強も必要になります。
またたくさん注文を受けた場合、似たような記事になってしまいますのでそうならない為のテクニックや知識を身につけなければなりません。
一概には言えませんが、それでも経験・評価・スキルによって金額は比例していきますので数をこなしていけばいくほど報酬も上がっていくと思って下さい。
ブログ投稿を外注で受けるメリット
最大のメリットは運営費用がかからないという点です。
独自ドメインの取得などは外注をかける人が行っていますので、そのあたりの費用も不要です。
また、グーグルアドセンスの審査合格というハードルもなく、最も始めやすいスタイルだということができます。
また、外注を受ければ最初から報酬を得ることができ、仕事をすれば報酬がゼロということはありません。
自身のライフスタイルによって記事投稿が可能なペースも異なると思いますので、自身に合ったノルマを課す発注者さんに応募することで更新に追われるという事態も回避することができます。
ブログ投稿を外注で受けるデメリット
一方で、ライターとして外注を受けるためには、発注者から採用されなければなりません。
ココナラ、ランサーズ、クラウドワークスなどの応募型の場合、1つの案件に多くのライターが応募していることも多く、その中から自分自身が選ばれる必要があります。
また、発注者さんからお金をいただいて仕事をするわけですから、責任をもって行わないといけません。
最初から報酬を得られることができる一方、それ1本で本業をしのぐほどの報酬にはなりにくいです。
ココナラ、ランサーズ、クラウドワークスなどにライティングとして募集する事はできますが、評価がない段階ですとなかなか仕事をもらえない期間が続くかもしれません。
その為、低単価で仕事を受け徐々にリピーターを増やしてから単価を上げていく方も多くいます。
ライターとしての技術を上げることで、文字単価5円~10円などという高報酬な案件を任せられることも可能となり、月収100万円も夢ではないと思います。
自身に合ったブログ運営のスタイルは?
では自分自身がどのスタイルに合っているのでしょうか。
結婚や出産、本業の稼働状況などで日々ライフスタイルは変化していきます。

その中できちんと毎日ブログ投稿に時間をかけられる場合は自己運営・自己投稿からはじめていき、ブログが育ってそこそこの報酬を得られるようになってきたら外注さんに任せるというスタイルに持っていくのが良いかと思います。
ただ自分だけでやってしまうとネタが尽きてしまう恐れもあります。
そういう時には外注の力を借りるのも1つの手だと思います。
但し、自己運営・自己投稿を行う場合さぼり癖がついてしまうと致命的となります。
3日坊主になってしまう方、継続力に自信のない方に自己運営・自己投稿はお勧めできません。
オススメのやり方としたら、まず外注を受けるスタイルからはじめて、そこで得た資金をもとにブログを開設し、外注さんに任せるスタイルへ移行していくという方法がいいのかもしれません。
外注を受けると、お金が発生しているので責任感を感じさぼる恐れが少なくなります。
また、自分自身に無理のない納品頻度で認めてくれる発注者さんと契約することで無理なく作業をすることもできますので、継続力に不安な人、日常が忙しくて毎日更新できない人はこのスタイルがおすすめです。
もしお金に余裕があるのであればブログ運営は外注さんに任せるのが理想です。
予算として50万ぐらいあればしっかりとした計画の上でかなり期待できるブログが作れると思います。
ただこれも良いライターと巡り会えるかどうかが肝となります。
まず良いライターを見つけそしてしっかりとした運営を心がけましょう。
ただみんながみんなお金があるわけではありません。
どちらにしてもまずは自分で苦労してみる事が良いと思います。
苦労をして色々な壁に当たり乗り越えていく事で成功に近づくのではないでしょうか。
結論としては自身の性格やライフスタイルに合わせてまずは自己運営・自己投稿や外注受けからはじめて、苦労する事を覚えて下さい。
そしてそこで得た資金をもとに外注を行っていくというスタイルが無難なのかもしれません。
ブログビジネスはそんなにうまくいかない
毎日更新すればいつかは上がっていく。
そんな思いをいつまで継続できますか?
1か月、2か月、3か月ぐらいまで我慢したとします。
それでもPVはいっても100程度です。
そこから半年頑張ります。
それでもPVは200程度です。
結局、アドセンスなどの売上はといえば1000円にも満たない状態です。
これでもまだ続けようと思いますか?

それでも我慢できなければブログビジネスは続きません。
大変だから外注に頼むのもアリですが、今の相場ですと1文字1円程度です。
2000文字なら2000円、それを1か月頼めば6万かかります。
それで半年間続ければ、36万円です。そして収入は360円ぐらいです。
結局は大赤字なんです。
だったらアクセスが上がるまでは自己運営が1番良いかなとは思います。
1日3000PV行くようになれば徐々に外部の力を借りるようにしましょう。
とはいえ本当にブログビジネスは大変です。
それこそ継続は力なりではないでしょうか。
ブログビジネスは根気
先の記事でブログビジネスはそんなにうまくいかないといいましたが、本当です。
アフィリエイトなら半年で3万ぐらい、アドセンスですと半年でも1000円前後の売上です。
これを1年続けてもあんまり上がりません。
むしろ下がる可能性もあります。
何故なら1年もやって売上が横ばい、または下がっていればモチベーションが下がります。
そうなると記事の更新もおろそかになってきます。
そして記事がおろそかになっていくなかでライバルがどんどん出現していきます。
ライバルが良い記事を書いていればグーグルもそちらを評価します。
そうなればおのずと検索の順位が下がっていきます。
その後、売上0円が続き1年頑張っていてもドメイン、サーバーの更新時期で諦めてしまうのです。
普通に考えて売上が少ない中でのトータルの時給を考えれば10円、20円程度です。
だったらコンビニでアルバイトしていた方が全然マシです。
だからこそ根気なのです。
簡単に売上が上がる程ブログビジネスは甘くはありません。
本気で3年、5年続けるぐらいの根気があるのであればブログビジネスをオススメします。
さいごに
「ブログビジネスは自己運営か外注か?ライフスタイルや現況をもとに徹底検証!」と題し、ブログを自己運営自己投稿する、外注さんに記事作成を任せる、自分が外注を受ける、という3つのスタイルについてまとめてみました。
*自己運営自己投稿は低資金でできるが無報酬の期間に耐え、さらに投稿を絶やさない継続力が求められる
*外注を出す方法の場合、不労収入も夢ではないが大幅赤字のリスクもあり、コミュニケーション能力が必要
*外注を受ける場合、無報酬期間はないが大きな収入を得るのは難しい
*ライフスタイルや性格に応じて自己運営自己投稿や外注を受けるスタイルからはじめ、ゆくゆくは外注を出すスタイルに変えていくのが理想
初期費用は十分用意できる、早く稼ぎたいという方は初めから外注依頼の方法をとっても良いかもしれません。
どちらにおいてもうまく運営できれば月収100万円も夢ではありません。
ただ無理な目標は簡単に挫折をしてしまいます。
最初は1万円、次は5万円、そして10万円、30万円という感じでちょっとずつ目標をあげていく事をお勧めします。
さらにブログビジネスにおいては絶対的に要領の良さを求められます。
自分でやるにしても外注に頼むとしても、自分が外注になるとしてもうまく時間をつかって納得できる記事を作らなければなりません。
少し悩むだけでも時間だけが経ってしまい時給換算で考えるとコンビニでアルバイトしていた方が良いという場合もあります。
最初の方は時給1円なんてザラです。もしかすると日給1円、月給1円にもなりかねません。
そしてその現実に絶望してしまう事もあるでしょう。
それでも簡単に諦めない忍耐力を作り上げていきましょう。
あなたのアフィリエイト人生が充実したものになる為にもまずは自分に合ったやり方を見つける事が重要になってくる思います。
最悪タダ働きにならない為にもしっかりとした計画をもとにブログ運営をしていきましょう。
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