今回は、【節約・貯蓄・投資の前に今さら聞けないお金の超基本】という本について解説していきたいと思います。
ではなぜ、この本について解説するのかというと、これからの日本ではお金の知識が必要になってくるからです。
現に、お金の知識が無い方達はコロナの影響を受け、物凄いダメージを負っています。
それに、この本は初心者用として有名なのにも関わらず、あまり詳しく解説されていないので僕が分かりやすく解説していこうかなと思ったからです!
こちらの本では、お金の6つの機能について語られています。
ですが、今回は今の時代だからこそ重要である2つの機能について解説していきます。
解説する内容は以下のようになります。
・稼ぐ
・貯める
一つ一つ具体例と共に解説していきます。
稼ぐ
ここからは以下の5つについて解説していきます。
・お金を稼ぐ方法
・収入の差はどこから生まれるのか
・立場で異なる収入
・資格を取得して収入アップ
・副業をして収入アップ
一つ一つ掘り下げて解説していきます。

お金を稼ぐ方法
お金を稼ぐ方法は以下の3つです。
1.毎月一定の額をもらう
2.時給制度で働いた時間の分だけもらう
3.仕事の出来高でもらう
お金を稼ぐ方法には、このような3つがあります。
それぞれ具体例を出しながら解説していきたいと思います。
毎月一定の額をもらう
毎月一定の額をもらうお仕事といえば、サラリーマンなどが例に入れられますね。
サラリーマンは、良くも悪くも言えば、不真面目であろうと毎月皆と同じ額をもらうことができます。
それと反対に、どれだけ仕事ができても毎月もらえる給料は皆と同じです。
時給制度で働いた時間の分だけもらう
2つ目の時給制度は、アルバイトやパートさんなどが例に挙げられます。
アルバイトを経験したことがある方はわかると思いますが、アルバイトって働いた内容ではなく時間計算でもらえる金額が決まりますよね?
だから、学生さん達は、とにかく自分のシフトを入れてもらおうと必死ですよね。
仕事の出来高でもらう
3つ目の仕事の出来高で稼ぐお仕事といえば、個人事業主やフリーランスの方などが挙げられますね。
これは、めちゃくちゃ仕事が出来るのであれば、高額な金額をもらうことが出来ますが、仕事が出来なければ小額な金額しかもらうことが出来ません。
なので他の働き方と比べると、とても不安定と言えます。
収入の差はどこから生まれる?
収入の差は以下の4つから生まれてきます。
・産業
・学歴や経歴
・会社の大きさ
・実力
それぞれ解説していきます。
産業
あなたが就職する企業の業種によって収入の差がついてきます。
例えば、あなたが農業などのお仕事をしているのであれば恐らく収入はそれほど良くはないと言えます。
ですが、もしあなたがIT産業のお仕事に就いたとしたら、収入はかなり高いものとなるのではないでしょうか?
※これはあくまで極端な例です。例外も存在します。
学歴
あなたが持っている学歴や経歴によっても収入の差がついてきます。
あなたが良い学歴や、経歴があれば収入は上がると思いますが、反対に学歴や経歴が悪ければ収入はそれほど高いものになることはありません。
会社の大きさ
お次は会社の大きさです。
あなたが就職する会社が大きければ大きいほど収入が高くなりやすいですが、会社が小さければ収入は低くなりやすいでしょう。
これにはとある理由があり、その理由というのが【会社が持っている資本金の量】です。
資本金が多ければ、人件費を多く回せますが、資本金が少なければ人件費にあまりお金を掛けられません。
なので、就職する会社を選ぶときは会社の大きさも視野にいれておきましょう。
実力
現在では、学歴や経歴は関係なく、実力主義に切り替える企業も出てきています。
なぜかというと、企業そのものを実力主義に切り替えることで、言い方が悪いですが、会社の無駄な人件費を削減できるからです。
なので、実力があれば、実力主義な企業で多くの給料を貰う事が出来ます。
立場で異なる収入
ここまではサラリーマンのみでの収入の差について解説してきましたが、ここからは立場によって変わる収入について解説していきます。
解説する内容はこのようになります。
・会社員
・フリーランス
・個人事業主
分かりやすい具体例と共に解説していきます。
会社員
会社員の場合は、どれだけ頑張っても毎月決まった給料が渡されますよね?
なので、どれだけ頑張っても給料は変わりませんよね。

これは会社員のデメリットですが、その反対で手厚い保証がついているという会社員のメリットがあります。
なので、このことを踏まえると、会社員は安定した仕事だと言えます。
フリーランス
フリーランスは、会社員とは違い、仕事の出来高次第で収入が変わってきます。
高単価な仕事をすれば収入に上限がなく超大きな額を稼ぐことが出来ますが、仕事がもらえなくなる可能性もあるので収入がとても不安定です。
それにフリーランスは、やりがいのある仕事を出来る反面、大きな責任感・スキル・社会保険対策が必要になってきます。
なので、フリーランスになる場合は【自分の性格やスキルがフリーランス向きか?】というのを知っておいた方が良いです。
個人事業主
個人事業主は、フリーランスに似ていて仕事の出来高次第で収入が変わります。
そして、経費をどれぐらい使うかも自分で判断でき節税も出来ます。
ですが、事業のための経費を証明するために領収書などが必要になってくるので必ず保管しておかなければいけません。
個人事業主というのは、自由度が高い反面、リスク管理を自分でしなくてはいけません。
なので、会社が自動的に社会保障などをしてくれる会社員とは違い、個人事業主は、自分で備えなくれはなりません。
資格を取得して給料アップ
これは主にサラリーマンの方が該当します。
サラリーマンは、自分の勤めている会社に、求められている資格などがあれば、ぜひ求められている資格を取得するのがおススメです。
なぜかというと、会社に求められている資格を取得することにより、会社側があなたを優遇してくれるからです。
企業側の立場になったら分かると思いますが、自分が求めている人材が目の前にいたら【何としてでも欲しい!】と思うはずです。
なので、資格を取得すれば給料も上がる可能性が大幅にアップします!
副業で収入アップ
サラリーマンの方でも副業をすれば収入を上げることが出来ます。
今まででは、会社に長く勤めれば勤めるほど昇給が望めましたが、今ではそのような制度はなくなりつつあります。
なので、副業を始めて、本業以外の収入源を増やすことをオススメします。
ここで注意ですが、あなたが副業を始める前に必ず会社の規定に目を通しておきましょう。
なぜかというと、もしあなたの勤めている会社が副業禁止にも関わらず、あなたが副業をしていたら解雇処分を受けてしまい本末転倒になるからです。
貯める
ここからはお金を貯めるという事について解説していきます。

解説する内容は以下のようになります。
・将来のための備え
・給料の2割を貯めよう
・口座を使い分ける
一つ一つ解説していきます。
将来のための備え
貯蓄をするのは将来の為です。
ですが、大半の方が貯蓄をしていません。
なぜかというと、貯蓄の必要性を理解していないからです。
本当は貯蓄は超大切なんです。
例えば、あなたの貯金が一切なく、突然のケガや病気で働けなくなった場合に給料が無くなったらどうやって生活していきますか?
どうもこうもいきませんよね。
それに、人生には結婚・出産・子供の教育費・家を購入などのビッグイベントがたくさんあります。
こんな時に必要になるのは、貯金です。
ですが、貯金が無ければこのようなビッグイベントを実現することが不可能になります。
なので、貯金は超大切なんです。
給料の2割を貯めよう
まず貯蓄の第一歩として、毎月の給料の手取り金の2割を貯蓄に回しましょう。
これは、コツコツと続けることが大切です。
ですが、実際に現段階では、どれくらいの貯蓄が出来ているのかを把握しなければいけません。
なので、去年の収支を確認してみましょう。
今までしっかり貯蓄をしてきた方は、このままペースを維持してください。
ですが、貯蓄できてなかった方は、年間の目標貯蓄額を決めて貯蓄をしましょう。
貯蓄をしたいのなら定期預金を使う
銀行には、たくさんの口座が存在しますが、その中でも一番貯蓄に向いていると言える口座が定期預金口座です。
なぜかというと、定期預金口座を使えば、普通預金口座よりも高い金利が付くからです。
だから定期預金口座が、貯蓄に向いているのです。
節約・貯蓄・投資の前に今さら聞けないお金の超基本はお勧め
本に書かれている事を全員がやったら成功するの?と思う人が多数いると思います。
確かに筆者も同じような意見です。
成功者の本とかは本当に当たり前の事をざっくり書いているだけで結局自慢をしているだけの本に感じてしまいます。
でも節約・貯蓄・投資の前に今さら聞けないお金の超基本は本当に初心者に対して優しいです。
お金に対してしっかり学びたいという人はまずは読んで下さい。
この本から色々な事を学べ今後の道筋を作ってくれると思います。
やたらめったらにお金に関する本を読み漁るのであれば最初はこの本にしましょう。
さわりだけでもここまでの記事を書けるのですから読んで頂ければ色々な場面で納得できるはずです。
信じる信じないは個人の自由ですが、とにかくオススメですよという事を伝えたかったという事を分かって下さい。
稼ぐ事は誰にでもチャンスがある
成人になってしまえば皆平等です。
もちろん国によっては貧富の差がありなかなか難しい所もありますが、日本でしたら誰にでもチャンスがあるはずです。
だから人生は面白いのです。
まずはやってみる事が重要です。

節税にしたってお金を貯める事にしたって何でもやってみて下さい。
それが3日坊主で終わるならその人次第です。
3日続けられたら1週間、1か月、半年、1年と頑張っていきましょう。
努力は報われないと思っているかもしれませんが、こういう事に関しては絶対努力は報われます。
それがお金の面白い所なのです。
本当に誰にでもチャンスがあります。
それをつかみ取るかどうかは自分次第です。
財テクは小さい事から試してみて下さい
・いつも自販機で購入していたコーヒーを家からの水筒にする。
・携帯代のプランをワンランク下げる。
・近くのコンビニへは車でなく歩いて行くようにする。
・外食は月2回を1回にする。
などなど
最初は簡単な事からでいいです。

もしかして間違っているかもしれない、そんな事でもいいのです。
少しでも節約に繋がって自分の中で興味が持てれば第一歩が始まります。
いきなり大きな事をやっても自分が疲れるだけです。
今回”節約・貯蓄・投資の前に今さら聞けないお金の超基本”という本を紹介させてもらいそれも興味を持つツールだと思っています。
お金の使い方は本当に自由です。
ただこのままでいいのかという疑問を持たなければ節約・貯蓄・投資には繋がりません。
だからこそまずは小さい事から始めてそこから興味を持つ事だ大事になってきます。
だからこそこの本を読む前にまずは自分なりのやり方を試して下さい。
そこから興味を持ってもらえれば”節約・貯蓄・投資の前に今さら聞けないお金の超基本”を読むのがいいのかもしれません。
さいごに
いかがだったでしょうか。
今回は、【節約・貯蓄・投資の前に今さら聞けないお金の超基本】という本について解説していきました。
今回かなり要約しましたが、もっと詳細を知りたい方は本を購入して読んでみて下さい。
別にこの本を宣伝したからといって筆者にお金が入るわけではありません。
私が読んで共感できたからこそ記事にしたまでです。
2020年の冬ぐらいからコロナが始まりまさかこれだけの混乱が起こるとは誰が思ったでしょう。
9.11のテロやリーマンショックなど考えられない事が現実に何度も起こっています。
バブル崩壊前もまさが某証券会社がつぶれるなんて誰が思ったでしょうか?
結局、世の中はありえない事だらけなのです。
そういう時にものを言うのが基本がしっかりできているかどうか。
基本ができていれば何が起きても動じずにしっかり対応できるのです。
偉そうな事を言うつもりではないですが、何に対しても基本は本当に大事です。
そしてこの本は超基本と書いてあります。
だったら読むしかないですよね。
本記事を読んで、【稼ぐこと】と【貯蓄することの重要性】についてさわりだけでもご理解していただけたと思います。
基本中の基本なので初心者には何度でも理解するまで読んでもらいたいと思います。
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