本業以外にも収入が必要だと感じ、副収入を得ようと考えている方も多いかと思います。
副業とはいえ依頼者からお金をもらって作業をするわけですから、その仕事には本業に劣らない責任が伴います。

集中していい仕事をするためにも、その仕事環境というのは重要です。
仕事環境が悪いと集中ができなくなり作業効率が悪くなったり、いい仕事ができなくなったりするリスクがあります。
副業をしている方、これから副業をしようと考えている方で1番考えなければならないのは本業をおろそかにしない程度に副業をやらなければならないという点です。
だからこそ副業は効率的に尚且つ楽しく稼いでいかなければなりません。
そこで、本記事では副業ビジネスの作業環境に特化して、どういった場所で行っていけば良いかを考えるためそれぞれの作業環境の特徴やメリットデメリットについて比較検討してみたいと思います。
自宅で副業を行うことのメリットとデメリット
副業ビジネスを行うにあたり、最も多くの人が利用している環境は自宅だと思います。
新型コロナウイルスの流行を考えると、できる限り外出はしたくないものです。
副業が成功して在宅ワークだけで生活ができるようになれば、通勤をする手間が省けます。パソコンやインターネット環境さえ整えば最も慣れた環境で作業もしやすいと考えられます。
また、自宅にいれば作業スペース代がかからないというのが最大のメリットです。

パソコン作業などの電気代は微々たるものですから、仕事自体が赤字にさえならなければ収入としてはプラスになります。
一人暮らしの方であれば自宅が最良の環境といえるでしょう。
ただし、小さな子供がいる方などは、自宅で作業しているとかまってほしくて作業の邪魔をしてくる可能性もあります。
ある程度大きな子供がいれば友達を連れてきて騒ぐこともあるでしょう。
それらは子供の特性であり悪いことではないのですが、仕事環境としてはよいものとは言えないかもしれません。
自宅にはテレビや自分自身が好き本や漫画などが沢山ある、すぐに寝床に入れる、などの誘惑に負けてしまいやすい環境でもあります。
そういった状況から自宅だと思うように仕事ができないという方は他の場所を考えるとよいでしょう。
ただし子供の存在を理由に他の場所に行くのは、その日は配偶者に子供の面倒を任せるということです。
道徳面から考えてそういったことを配偶者にお願いする場合はせめて別の日に自分が子供の面倒を見る日を作りましょう。
スターバックスで副業を行うことのメリットとデメリット
スターバックスでパソコンを開いて作業をしている人も結構見られます。マクドナルドなどと比べて騒ぐ人も少なく、作業をしやすい環境にあると感じている方も多いようです。
店舗や席によってはコンセントがあったり、Wi-Fiが接続できたりするので、自前のノートパソコンさえ持参すれば副業に必要な環境は整います。
スターバックスに行く以上何か注文しなくてはなりませんが、最も安い商品でしたら300円未満で頼めますので、作業スペースとしてのコストパフォーマンスも非常に良いです。

デメリットとしては、まず席を確保できないと作業ができないという点です。
席は空いていても電源が無かったりするとパソコン作業には限界があります。
座り心地のよくない席しか空いてなければ生産性は下がりますし、立地状況や日の寄っては学生や子供、家族連れなどで賑やかになり、作業に適した環境でなくなってしまうこともあるでしょう。
一部店舗ではデスク作業に特化した予約可能なワーキングスペースを設置しているところもあるようですが、こちらは席自体が有料であるためスターバックスで作業する際の最大のメリットであるコストパフォーマンスが悪くなってしまいます。
インターネットカフェで副業を行うことのメリットとデメリット
インターネットカフェも副業を行うスペースとして利用する方も多いでしょう。
インターネットカフェの最大のメリットはなによりもパソコンやインターネット環境が常備されている点です。
特殊なソフトを使わなくてもよい副業であれば、パソコンを持参しなくとも作業、データのやり取りができるのが何よりの魅力です。
簡単な食事を注文できるところも多く、1日中ネットカフェ内で作業をすることもできます。
しかし、インターネットカフェには利用料金がかかります。
標準プランだと1時間で500円前後のところが多いです。副業にて稼げる効率がインターネットカフェの利用料金を上回ってしまうと赤字になってしまいます。
特に副業を始めたばかりのころはスタイルにもよりますが収入が無かったり、マイナスだったり、時給換算で100円や200円ということもありますので、赤字になる場合はあまりお勧めできません。
長時間パックを利用すれば1時間当たりの利用料金はかなり安くなりますので、うまく利用して費用を安く抑えたいものです。
インターネットカフェのもう一つのデメリットとしては、誘惑が多いという点もあります。
インターネットカフェには漫画や雑誌などが豊富に取り揃えてあります。
また、パソコン上にも映画や動画のコンテンツやゲームコンテンツが豊富に取り揃えてあるところも多く、誘惑負けてそれらに夢中になって気が付いたら仕事ができてないなんて言うケースも考えられますので注意が必要です。
コワーキングスペースで副業を行うことのメリットとデメリット
副業ビジネスを行う環境としてレンタルオフィスコワーキングスペースを利用する方法もあります。
ビジネスの作業に特化したスペースなので、集中しやすい環境が整っています。Wi-Fiが使えたりフリードリンクがついているところも多いです。
また、様々な業種の人が集まるため、ビジネス上貴重な出会いもあるかもしれません。
こちらも利用料金がかかるのが欠点です。相場としてはインターネットカフェと同じか少し高いという程度です。
副業にて確実に時給単価で500円は稼げる状態でないと赤字になってしまうので注意が必要ですが、環境としては誰もが仕事がしやすいものであることは間違いないでしょう。
間借りして副業を行う事のメリットとデメリット
作業する場所にあまりお金をかけたくないという人はいるはずです。
そういう場合は知り合いの事務所を間借りするのがいいです。
多少の家賃はかかりますが、光熱費から通信費までイチから契約する必要もなくすぐに作業する事が可能です。
正直1人での作業であればメリットしかありません。
逆にデメリットとしては追い出される時は文句が言えないという事と気を使わなければならないという事でしょう。
それでも経費を抑える為にも間借りという判断も必要なのかもしれません。

あえてうるさい所を選ぶ
ファミレス、ショッピングモールなどでも今ではフリーのWi-Fiが飛んでおります。
そんな所で作業しても集中できないと思いがちですが、これが意外と作業が進みます。
もちろんダメな人もいます。
でも私は意外といけるのです。
私が大丈夫という事はこの記事をみている10%ぐらいはいけるのではないでしょうか。
科学的根拠は一切ありませんが、勝手に筆者が思っているオススメの場所として1度試してみて下さい。
案外集中できるかもしれません。
もちろん毎日はきついかもしれませんが、1週間に1回はそういう場所での作業は気分転換になるかと思います。
もしこれで作業がはかどればラッキーと思って下さい。
車の中で作業する
コロナ禍で最近増えている人がいるみたいですね。
大きい車でなくても軽自動車を少し改造してワーキングスペースを作っている人もいるとの事です。
Wi-Fiの料金はかかるかもしれませんが、それでも毎回違う場所で作業できるのでいい気分転換にはなれそうです。
春には海で、夏は川沿いで、秋は山で、冬は暖かいコーヒーを飲みながら高速のサービスエリアなんかいいのではないでしょうか。

私もいつかはやってみたいと思っていますし、そういう仕事スタイルに憧れている人も多いと思います。
今回の話とは多少それてしまっているかもしれませんが、番外編としてオススメしたいと思います。
ワンルームの部屋を借りる
どうしても自宅だと仕事の雰囲気がでないという方がいるでしょう。
だったら思い切って別部屋を借りる事をオススメします。
できればネット回線込の部屋を見つけるのがいいでしょう。
もちろんデメリットとしては家賃がかかる事です。
ただこれは家賃をしっかり稼ごうという意欲にも繋がり仕事のパフォーマンスが上がる可能性もあります。
家賃以外に光熱費もかかってきますが、仕事のパフォーマンスが上がるのであれば家賃という対価を払う意義があるのではないかと思います。
自分に合った場所を見つけるのが良い
色々な場所をあげてみましたが、結局は自分が気に入った場所がいいのではないでしょうか。
1番良いのは集中できる場所がいいのですが、中々お気に入りの場所は見つかりませんよね。
でも副業の良い所は”自由”という事です。
本業はお金に縛られながら働いていますが、副業の場合は趣味も取り入れられます。
本気で稼ごうとしている人は別ですが、その中でも楽しみながら稼ぐのであれば色んな作業場所を選んでみるのもいいのではないでしょうか。
それが副業というものです。
副業が本気になると本業になってしまいますし、そこはある程度分けるのであれば作業場所も自由にいきましょう。
そして本業と相乗効果がでるような形で副業ビジネスをするのが良いのではないかと思います。
さいごに
「副業ビジネスはどこで作業すればよい?それぞれの場所のメリットデメリットの比較!」と題し、副業ビジネスを行う環境についてメリットとデメリットを紹介してみました。
*自宅は慣れた環境で作業がしやすいが、子供が騒いだり誘惑に負けやすい環境でもある
*スターバックスはコンセントやWi-Fiがあれば低コストで作業が可能だが席の確保ができない場合があったり、時期や立地の寄っては仕事環境が良くないこともある
*インターネットカフェはパソコンやインターネットが常備されているが利用料金がかかるうえ誘惑が多い
*コワーキングスペースは非常に仕事がしやすい環境でいい出会いも生まれやすいが利用料金が高め
*間借りなら必要最低限の経費で済む
色々考えていきましたが、どうでしょうか?
まずは一通り試してみて下さい。
どこの場所でも一長一短あります。
その中で選べるというのも副業の良い所なのです。
ガチの副業は別としても趣味や何となくから始まる副業であれば好きなように試して下さい。
自宅が飽きたらスタバ、一人で集中したいと思えばネットカフェ、同じ意識で仕事している人と作業したいのであればコワーキングスペースとその時の気分で変えていっても良いと思います。
ちなみに副業ビジネスの作業環境として有料スペースを借りた場合は確定申告の際に経費として精算できますので領収書などを保管しておくと便利でしょう。
忘れてはならないのは副業は合間にやるビジネスです。
間違っても本業と同じようになってはいけません。
副業をして本業に影響してきたらそれはマイナスです。
副業は楽しみながらというのが絶対長続きします。
そして本業を超えない事です。
副業を無理にやるのではなく本業にも力が入るよう色々工夫して取り組んでいきましょう。
今回は”作業場所”について考えていきましたが、次回は他の事も考えてみようと思います。
今後シリーズ化していこうと思いますので宜しくお願いします。
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