本業だけでは子供の進学や自分たちの老後の暮らしが安心できない時代となってきた今、資産形成術が重要なスキルとなってきました。
株やFXで勝てる方法をマスターしたり、ブログやYoutubeアフィリエイトで成功する、または芸術やプログラミングなど自身の得意な分野をマネタイズするなど、副業ビジネスにて大きく稼げればベストですが、それにはある程度の難易度があります。
一方で日々の出費を減らすことで資産形成をはかる術であれば、全く才能が無くても、それほど手間をかけなくてもだれでも簡単に行うことができます。
ここではとある会社員Tという人物が日常生活の中でどのような節約術を用いているのかを紹介することで、節約の方法やコツなどを紹介していきます。また、Tも情弱だったためにもったいないことをしてしまったこともあります。
そういった点も反面教師にしていただければと思い紹介していければと思います。
旅行が趣味なのでJALとANAの会員となる
Tの趣味の一つは旅行です。沖縄や北海道といった場所によく行きますが、そこで少しでも経費を取り戻すために、ANAとJALの会員になっています。
これらの航空会社は、無料会員の他クレジット付きの有料会員になることもできます。
どちらの場合でも飛行機に乗ることでその距離に応じたポイント(マイル)がたまります。
さらに5000円の年会費でクレジット機能付の会員になると、100円のお買い物につき1マイルがたまります。

1マイル=1円とすれば年間50万円のお買い物で元が取れるので、携帯料金や保険の支払いをそちらに充てると元を取るのはそれほど難しくありません。
携帯の支払いをJALのクレジットに変更する際、携帯会社独自のポイントがたまりにくくなるのでお勧めしないと携帯ショップの店員から言われましたが、その携帯会社のポイントは100円のお支払いで1円分です。
JALのマイルは1マイル1円以上の価値を見出せるので、そこはJALカード払いで押し切りました。
一方でJALもANAもクレジット機能付き会員になってしまうと元を取るのに100万円のお買い物が必要になりますし、2つを使い分けるとそれぞれの航空会社のマイルがたまるスピードが半分になってしまいますので、TはJALのみ有料会員、ANAは無料会員となっています。
ANAの飛行機に予約するときも支払いはJALのクレジットカードを使います。
一方でJALの会員になるときTは1つミスをしてしまいます。
空港で飛行機を待っているときに営業を受けてそこで登録してしまったのです。これでは登録による特典が最低限しか受けられません。
A8netの自己アフィリエイトなどを利用すれば登録するだけで報酬がもらえ、年会費の一部が還元されていたはず。
もう登録してしまったので、JAL入会の自己アフィリエイト報酬を受けることは二度とできません。
皆様はこのようなミスを犯されないように注意してください。
そのほか近所のスーパーとベビー用品会員カードを作成
日常の中では、近所のスーパーとベビー用品店の会員となっています。
Tの住居の近くには、格安スーパーがあり(豚肉100g=75円など)、節約に便利なのでそちらを利用しています。
そのスーパーは、200円で永久会員となり、会員になればお買い物が3%引きになります。6700円分のお買い物で割引額は200円を超えるので元を取るのに1週間もかかりません。
一方で会員割引は現金払い限定です。
上述したJALのクレジットカード払いでは会員割引を受けるとここでは貯められません。
そこでどちらがお得かを考えてみたところ、JALのマイルに軍配を上げるには1マイル=3円以上の価値を見出さないといけないため、そこまで旅行に行くことは難しいと判断したため、スーパーでの買い物はJALマイル獲得の対象外としました。
Tには2歳の子供がいるので、近所のベビー用品店を頻繁に利用しますので、そちらも会員カードを作っています。
基本的に200円につき1ポイントがたまり、1ポイント=1円で買い物ができます。
時々ポイントが5倍や10倍になるクーポンがつきますので、なるべく高い買い物をしたときに使うようにしています。
ただしポイントのために買い物をするのではなく、必要なものを買うときにポイントをもらうというスタンスでいることを心掛け、無駄遣いを防いでいます。
最近はカード会員からアプリ会員になりました。内容は同じですがアプリを見せることで会員特典を受けられます。
ただ携帯がアプリだらけなため毎回開くのに苦労して店員さんや後ろのお客さんを待たせてしまっているのでそこは改善しないといけません。
たまったポイントを利用することで、ベビーゲートなど比較的高価な商品を無料で入手出来た経験もあります。
基本的にそれ以外はポイントカードは作っていません。カードだらけで収拾がつかなくなったり、無駄遣いの温床となることを防ぐためです。

某薬局に行くと毎回「会員カードはお持ちですか」と聞かれます。
無いと答えると「無料でお得なのでおつくりしましょうか」といわれますが誘惑に負けず断るようにしています。
健康を損ねるような節約術はしない
一方でTは節約のために健康を損なうようなことはしないように心がけています。
例えば、食事をカップラーメンに置き換えれば時間もお金も節約できてそのうえおいしいと思ってしまいがちですが、健康を損なっては元も子もありません。
こういったところでケチるのは節約術とは言えません。
体を壊してしまえば医療費は節約の金額を超えますし、何よりもお金で変えない価値のある健康を失ってしまうことはあってはなりません。
きちんと栄養のあるものを食べる、体のメンテナンスを怠らない、その中で少しでも費用を抑えていく方法を探っていくのが良いでしょう。
節約をする為に重要な事
今回Tさんを例に挙げてみましたが、節約する事でもっとも重要な事は計画をする事です。
常にかかる事と言えば食費ですよね。
その食費を抑えるために必要なのは特売日に計画的に買いだめできるかどうかです。
特売日だからと言って無駄なものを買えばそれは余計な出費になりますしさらに破棄するとなればお金をドブに捨てたようなものです。
そうならない為にも毎日の献立を考えておく必要があります。
今の時代、ネットで調べれば色々でてきます。
それを参考にして献立を決めてしまえばあとは献立に載っている品物を計算して購入するだけです。
簡単じゃないですか?
また日常生活品においてもトイレットペーパー、ティッシュペーパー、洗剤、シャンプー、ボディーソープなどは一切腐らないものです。
だったら安い時に買い込むのは全く問題ない事です。
まず買う時は今必要なモノと定期的に必要なモノをしっかり分けるべきです。
そしてそれを日常化してしまう事で無駄な出費が抑えられるはずです。
突発的な買い物程、無駄な出費が出ますので思い当たる方は少しでも改善する事をオススメします。
節約は常に楽しむべき
節約をダイエットと例えた場合、もし無理な事をしていればいつかは諦めてしまいます。
そして逆にリバウンドしてしまいます。
節約にも同じ事が言えますよね。
無理して切り詰めてやっていれば不満はおきますし、そのうち”もういいや”ってなりコンビニでたくさん購入してしまったりしませんか?
そうなったらもう歯止めは聞きませんよね。
なのでまずは無理ない程度の節約をオススメします。
コンビニは週に5回だったものを3回に減らすとか、飲み物を買うならスーパーで買うとかそんな簡単な事で大丈夫です。
そのうち段々慣れていけば他の事に目を向けていけばいいと思います。
節約が楽しくなれば今度自分で調べるようになります。
そこからちょっとずつ節約のレベルをあげていけば1年経たないうちに節約マスターになってますよ。
まさに節約に重要なのは”楽しむ事”なのです。
自分に合った節約スタイルを見つける
今の時代、本やネットの情報でさまざまな節約情報があります。
その節約情報を1つずつ試してみたら如何でしょうか?
そして自分に合わないと思えば別の節約を試してみればいいんです。
こんなのが節約だったんだって思う事もありますし、逆に楽しみに変わっていけば無理なく節約ができるのではないでしょうか?
人それぞれ生活スタイルが違うわけですし、節約だった違います。
本気でお金を貯めたいなと思うのであればまずは自分に合った生活スタイルを見つけてそれを少しずつ活用していければ成功への道が開けてくるのかもしれませんね。
年会費無料のクレジットカードを持つ事でも節約になります
マックスバリューでよく買い物をしていればイオンカード、楽天でよく買い物をしていれば楽天カードなどよく買い物をする所でのクレジットカードを1枚持っているだけで節約可能です。
何故ならポイントが付くからです。
月6万円、年間72万円クレジットカードで購入したとしたら100円で1ポイントと考えた場合、最低でも7200円分のポイントが貯まります。
これは最低です。
他にもキャンペーンなど色々あるので間違いなく1万円以上のポイントは貯まるはずです。
逆を言えばクレジットカードでなければ1万円損をしているという事です。

上記でも紹介しましたが、改めてどうですか?これだけでも節約だと思いませんか?
イオン、楽天に関わらずクレジットカード各社は色んなサービスを用意していますのでまだクレジットカードを持っていない方は是非とも検討すべきだと思います。
さいごに
当記事では、日常生活の中でできる節約術のコツや注意点などを実例を交えて紹介してみました。
ここで紹介したのは一例です。
全く旅行に行かない人が有料会員になってまでJALやANAのマイルをためるメリットもそうないでしょうし、スーパーでもクレジットで支払ったほうがお得な場合もあります。
ライフスタイルや、お住まいの地域の状況などに合わせて、何の会員になるのか、どういった支払いの仕方をすればお得なのかを計算して実行されることが望ましいといえます。
最後の記事でも述べていますが、節約というのは根詰めるといい事はありません。
本当にダイエットと同じでいつかは諦めてしまいますし、間違いなくリバウンドしてしまいます。
そうならない為にも計画性をもって楽しむ事が大事になります。
だからこそ節約は少しずつというのがいいのです。
また、もし家族がいるのであれば家族に不満が出ないように少しずつする事も大事です。
「最近献立がさみしくない?」なんて思われてしまえば節約失敗です。
予算の中でいかに満足させるかを考えていくと逆に意欲がわいてくるかもしれません。
幸いにも今の世の中そういった本やネットの情報がたくさん溢れています。
そういう情報を活用しながらいい節約ライフを過ごせるように頑張りましょう。
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