大人の教養として経営を学んでみたいけど、
「知識ゼロからでも分かりやすく経営学について学ぶ方法はあるの?」、「そもそも、経営学というとなんだか難しそうなイメージがあるけど…」、「経営を学んで何か役に立つのかな。」
前回はビジネス動画を配信している人を記事にしてみましたが、今回はもう少し掘り下げてみました。

今回の記事では下記の疑問に答えていきます。
本記事の内容
・知識ゼロからでも経営学を学べる動画チャンネル5選
・経営学は誰にでも理解できるといえる理由
・経営学を学べばこんなことに役立つ
・経営をするには数字に強い事が大事
・経営は絵に描いた餅ではできない
この記事を書いている自分も、紹介するチャンネルで実際に経営学について勉強しています。
経験をもとに経営学を学べる動画について分かりやすく紹介していきます。
知識ゼロからでも経営学を学べる動画チャンネル5選
ユーチューブは本当に身近な存在になりましたよね。
一昔前は記事を読み自分で理解しなければなりませんでした。
どうしても記事だと限界がありますよね。
それが今では動画でそして詳しく説明してくれるんです。
視聴者は情報を得られ配信者は再生される事でお金をもらえます。
本当にいい世の中になったと思います。
そこで筆者がおすすめする動画チャンネル5選を紹介させて頂きます。
中田敦彦のYouTube大学-NAKATAUNIVERSITY
こちらは以前も紹介したと思います。影響力があるので再度ご紹介させて頂きます。
ご存じの方も多いと思いますが、お笑いコンビオリエンタルラジオの中田敦彦さんが運営しているYouTubeチャンネルです。2019年より開設されており、2021年11月現在でチャンネル登録者数が417万人を超える大人気チャンネルとなっています。
このチャンネルでは、主に書籍の紹介などをしており経営、ビジネスに関するものはもちろん、社会や政治についても学ぶことができます。
お笑い芸人の方が運営するチャンネルなので、難しい話題を扱った動画でも、楽しんで視聴することができ、重要な部分を抜粋しての紹介が多いので、複雑な話も本質的なところを理解しやすい構成になっています。
シンガポールに移住して顔出し辞めますという事を言ってましたが、顔出し辞める事を辞めますと言ってまた話題になってました。
今でも人気は衰える事なくしっかりと再生回数を稼いでいます。
両学長リベラルアーツ大学
中田敦彦さんの動画同様、こちらも依然ご紹介させて頂きました。
IT会社の社長であり、投資家でもある両学長が運営しているYouTubeチャンネルです。チャンネル登録者数は2021年11月現在で159万人と、お金などに関する話題を主に扱ったチャンネルとしては、トップレベルの認知度を誇っています。
また、両学長はYouTubeで配信されている動画の内容をまとめた書籍も出版しています。
このチャンネルでは、お金を稼ぐための「経営」などの話題から、稼いだお金を増やす「投資」についての話まで、お金に関することは、ほとんどこのチャンネルで学ぶことができてしまいます。
初心者からでも分かりやすいをモットーに動画がつくられているので、知識ゼロからでも十分に理解することができます。
お金の事をアニメーションで分かりやすくまとめているので本当に頭に入りやすいです。
今でも1日で20万再生いくぐらいの力があり幅広い人気を得ているのだろうと思います。
メンタリストDaiGo
メンタリストとして知られているDaiGoさんのチャンネルです。チャンネル登録者数は2021年11月現在で237万人と抜群の人気チャンネルとなっています。
このチャンネルではビジネスはもちろん、恋愛、時事問題と様々な話題を扱っており、聞き流しているだけで多くの分野の知識を手に入れることができます。
動画のほとんどが海外の研究論文をもとにして作成されており、信頼性のある情報が欲しいという方にはぴったりのチャンネルです。
ただYouTubeの中で”ホームレスに存在価値はない”という発言をして炎上してしまいそこから登録者数が鈍化してしまいました。
さらに再生回数も以前はすぐに10万以上あったのが1日1万-2万ぐらいとなってしまっています。
炎上から人気を落としてしまっていますが、ここからの復活があるのか、今後も進捗をあげていこうと思います。
イケハヤ大学
ブロガー界でも有名人のイケダハヤトさんが運営しているチャンネルです。チャンネル登録者は明かしていませんが、Twitterのフォロワーは2021年11現在で約30万人なので、おそらくYouTubeのチャンネルを見ているという人も多いでしょう。
主にビジネスパーソン向けの講座を提供しており、お金の稼ぎ方、働き方を学ぶことができるのはもちろん、近年発達してきたSNSなどでのマーケティング方法なども学習することができます。
現在は東京から高知県に移住しており、ほかの人とは違う、自分のスタイルを確立しているイケハヤさんの生き方もとても勉強になると思います。
ただ2021/03/02の動画で、月250万円→30万円に。YouTuberをやめた理由。というYouTubeをアップしています。
2021/3/15より動画のアップが止まっておりどうしたのかちょっと心配ですが、また進捗があれば記事にしていきたいと思います。
がんばれ社長!チャンネル
経営コンサルタント武沢信行さんのYouTubeチャンネルです。チャンネル登録者数は2021年11月現在で2560人とほかのチャンネルに比べるとまだ発展途中ですが、これからに期待できるチャンネルです。
経営者に向けた講座チャンネルが充実しており、そもそもの「経営とは」や、「経営理念」に関する動画が配信されており、経営が何なのかまだ全く分からないという人は一度このチャンネルをご覧になることをオススメします。
また、実際の会社経営についての動画もたくさんあるので、経営者を目指して経営学の勉強を始めたという人も見る価値があると思います。
1週間に1度は定期的に動画をアップしていますし、200前後の再生回数ですが、それでも面白い内容だとは思います。
是非1度観て頂く事をお勧めします。
経営学は誰にでも理解できるといえる理由
結論、経営学は誰にでも理解することができます。

というのも、私たちは知らないうちに、身近なところでたくさんの経営学に触れてきているからです。
たとえば、人気の出る飲食店の条件などです。
A店は料理がすごく本格的で美味しいのに、駅前にある味はまずまずのB店のほうがずっと流行っている。
それは、この場合、料理の質よりも立地条件の良さのほうを優先した経営戦略のほうがすぐれていたということです。
どの条件を優先することが、利益に繋がるかを予想するのは立派な経営学です。
それに、あなたはそんなA店とB店を見たら、どう思いますか?
きっと「どうしてB店のほうが売れているのだろう」と考えると思います。そう思ったなら、あなたはもうすでに経営学について考えているのです。
もしかしたら、ここまで読んだ方は、「そんなこと言っても本格的に経営学について学ぼうと思ったら難しい用語とかを覚えなくちゃいけないんじゃないの?」と思うかもしれません。
でも、心配する必要はありません。
ここで活躍するのがYouTubeです、YouTubeの動画コンテンツは初心者向けのものがとても多いので、解説者の人も、初心者に難しい用語は逐一説明してくれます。
したがって、経営学はものすごく複雑な学問というわけではなく、生活のなかで常に触れているものなので、しっかりと勉強をすれば誰にでも理解することが可能です。
経営を学べばこんなことに役立つ
経営学を知らずに見切り発車で起業している人はもっと勉強しておけばよかったと後悔していませんか?
でも経営方法なんて人それぞれなんです。
そして成功した人が正解なのです。
ネットでも色々と書かれている経営学ですが、その通りやって果たして成功するのでしょうか?
そんな事はないですよね。
ただ多少なりともかじっておけば今後のためになると思います。
最低でも下記の内容だけは理解しておくようにしましょう。
会社で起こっていることの意味が分かるようになる
経営学を勉強すると、あなたに与えられた仕事の意味や、会社で起きている様々な問題理由が分かるようになります。
なぜなら、会社を運営するにあたって、社長のように社員を管理する役職の人は経営学を学んでいたり、それをもとにして会社経営をしていたりするからです。
たとえば、あなたが会社でデータの管理を任されているが、そのデータがなぜ必要であるのかがわからければ、自分の仕事に意義を見出すのは難しくなるでしょう。
しかし、経営者の視点に立って、そのデータがいかに重要なものかが分かっていれば、仕事に対する熱意も高まると思います。
経営学を学ぶことで自分の仕事の意味を再確認することもできるのです。
人の気持ちがくみ取れるようになる
一見、経営とはかけ離れているように思うかもしれませんが、経営についてしっかりと勉強をすれば、他人の気持ちを考えることが得意になれます。
なぜなら、経営は心理学と密接にかかわっており、特にマーケティングにおいて組織論やマーケティングにおいては、部下や顧客の気持ち、潜在的な要望を考えることが必ず必要になるからです。
たとえば、商品を作ろうと思って、自分だけが欲しいものを開発しても意味がないですよね。
需要がなければ売れませんから。
つまり、商品を売るためには、顧客の気持ちを考えて、市場のニーズをつかんでいくことが重要となるのです。
経営学を学ぶことは人間の潜在的な欲求、ニーズを考えることにつながるのです。
部下のやる気を引き出せる
経営におけるモチベーション理論を学べば、部下のやる気を引き出すことさえ可能となります。
なぜなら、人のやる気を起こさせるというのは、とても難しいことですが、きちんと確立された理論を利用すれば、部下たちにも効果的に働きかけることができるからです。
たとえば、いつもの職場をイメージしてください、そこにいつも一人ぼっちでいる部下はいませんか?
確かにいるかもしれないと思った方。その部下に対しては、マズローの5段階欲求説をもとにモチベーションの向上を考えることができます。
まず、5段階欲求説においては低次の欲求が満たされて初めて、「自分の能力を最大限に活かしたい」などの高次の欲求が生まれるとされています。
そして、「仲間が欲しい」といった帰属欲求はそれよりも低い次元に存在するものです。
つまり、仲間の輪に引き入れて、帰属欲求を満たすことで、能力を発揮したいという前向きな気持ちが生まれるのを促すことができるのです。
モチベーション理論を深く学び実践に活かすことができれば、あなたの部下たちは今よりもっと熱意をもって仕事に取り組んでくれるでしょう。
経営をするには数字に強い事が大事
経営をする上でどんぶり勘定ではすぐに倒産します。
お金持ちは身なりはいいですがかなりケチです。
本当に1円でも安く仕入れ1円でも高く販売しようとします。
そして費用対効果を突き詰めどこにお金をかけた方がいいのか、逆にここはお金を削らなければいけないという事を瞬時に判断します。
某大手会社社長の秘書から聞いた話ですが、ある大きなプロジェクトの打ち合わせ中に大体この位売上でるかなっとポロっと言ったみたいなのですが、改めて試算してみるとほぼ合っていたという事です。
もちろんこれはいくつもの経験を踏まえた上での話になりますが、それでも常に数字に関してシビアでさらにスピード感をもった判断ができなければ大手の社長は務まらないのではないかと感じました。
もちろん経営においてはアイディア、人望など必要なものはたくさんありますが、やはり長く会社を続けていく上では数字に強くないと難しいのではないかと思います。
経営は絵に描いた餅ではできない
筆者も何度も経営に参画した事がありますが、事業計画書通りには全くいかないのが経営です。
3か月後に月500万、1年後には月1000万と試算してみましたが、現実は半年間は売上は300万前後で行き詰まっていました。
しかし、7か月目に画期的なアイディアが出てそこから1年後には月1億円の売上を達成しました。
これは自慢を言いたいのではなく、結局は思ったようには進まないという事です。
ここ最近の話ですとコロナもあり飲食業界は大ダメージを受けたと思います。
もちろんしっかり計画を立てる事も大事ですが、どこでつまづくかは分かりません。
そういう時こそ最良な経営判断をする事が重要になるのではないでしょうか。
成功している経営者は話す技術、時間の使い方が上手い
成功している経営者はとても時間の使い方が上手いです。
タイムスケジュールは秘書が管理しているとは思いますが、経営者となると打ち合わせが本当に多くなります。

その中で意味のない打ち合わせ、重要な打ち合わせをしっかり分ける事で打ち合わせにかける時間をしっかりコントロールしています。
ただどんな人も無碍には出来ません。
そういう時こそしっかりと話しをきる会話術が必要になります。
ダラダラ話されている所で「それでは、」と話をきれば相手も嫌な気持ちになります。
そういう気持ちにさせないように話を切れるように持っていくのです。
なので、最初の段階から意味のある打ち合わせかどうかを感じ取り、どうでもいい場合は瞬時に判断してすぐに終わらせるようにもっていくのです。
どうしても時間は限られます。これは必要な事であり、成功している経営者は当たり前に実践している事なのです。
やり方には人それぞれあると思いますが、そういう時間の使い方もしっかり考える事が本物の経営者ではないでしょうか。
さいごに
この記事では経営学について書いてみましたが、いかがだったでしょうか?
経営学を勉強しようと思うと難しく感じてしまいますよね。
最初は今回紹介したユーチューバーを研究してみるのはいいかと思います。
難しく考えていた事がすごく楽に考えられると思います。
まずは興味本位からです。
そこからどうやってお金を稼ぐのかどうやって人を動かすのかを考えてみて下さい。
頭の中で色々動かしていると段々ゲームのように感じてきます。
そうなれば自分の中で楽しみが出てきますのでどんどん経営についてのアイディアがでてくるはずです。
そしていつかは行き詰まります。
そういう時はまた初心に戻り動画をチェックしてみて下さい。
そして徐々にレベルアップして周りが認める経営者になって下さい。
いつの日かこの記事を読んで起業する事に決めましたという人が現れる事を期待しています。
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