テレワーク・リモートワークや、自宅で副業をする人が増えています。
それに伴って、会社のデスク以外での作業は難しい…。
と感じた人も多いでしょう。
今回は、「テレワーク・リモートワークの困りごと解決!作業環境の作り方はどうしてる?」
と題して、よく聞く困りごと3選とその解決方法を解説。
そして今注目されている、作業環境を作るための「お助け優秀アイテム」を紹介していきますので、ぜひ最後まで読んでいって下さいね!
テレワーク・リモートワークの悩み3選!
令和2年11月~12月「テレワーク人口実態調査」として、国土交通省により実施された、WEBによる調査結果が発表されています。(有効サンプル数:40,000人)
こちらは就業者を対象として実施され、テレワークの実態調査です。
その中で「自宅でのテレワークの実施場所」は90%で、圧倒的に自宅でした。
また「テレワークを実施して悪かった点」として、上位2つがこちらです。
1. 勤務状況が厳しくなった(約46%)
2. 仕事をする部屋等の環境が十分でなく不便だった(約35%)
勤務状況に関しては、仕事に支障、勤務時間が長くなる等の理由が挙げられました。
自宅でのテレワークの課題が、浮き彫りとなっていますね!
オンオフの切り替えが難しい…
勤務時間が長くなる原因には、オンとオフの切り替えが難しい…。
私もそうなのですが、実感した方も多いのではないでしょうか?
作業場所が自宅なだけに、工夫が必要ですね!
周囲の音で集中できない…
同居している家族のビデオ会議の声、オンラインでの授業や自宅待機の子どもの声、洗濯機や掃除機、テレビの音等の生活音。
自宅には社内にはなかった、様々な音が溢れています。
仕方のないことではありますが、これでは仕事に集中しづらいですね?
肩と腰の痛みがツライ…
テーブルやイスは、自宅にあるものを使用する方も多いでしょう。
居間のソファや食卓などを利用したり、職場ではなかった作業環境。
肩や腰の痛みや、コリからくる頭痛がツライ…。
そんな悲痛な声も、SNS上や民間企業が実施したアンケート結果に多く挙がっています。
このように、自宅での作業の困りごとを解決するには、「作業環境の整備」が重要です。
困りごとの解決法はコレ!
それでは、作業環境の困りごとを解決するには、どうしたら良いのでしょうか?
上記で紹介した、それぞれの環境改善の方法を紹介していきます。
オンとオフの切り替えの解決方法
1. 自分だけの作業スペースを確保。
デスクの位置を動かして、自分が作業しやすい場を探しましょう。
1ルームでもできます。
部屋の角や、窓際などを利用すると良いでしょう。
2. 仕事用の服装に着替える。
部屋着のままでも、仕事ができてしまうのが自宅です。
いつもの仕事着や、いつでも外出できる服装はオンオフのスイッチです!
急なビデオ会議などが入っても、慌てて着替えることもありませんね。
3. 休憩時間でメリハリをつける。
休憩時間は作業スペースを離れ、しっかり休憩を取ります。
仕事が終わったら、散歩や趣味などをして「終業モード」でオフスイッチ!

4. 「ポモドーロ・テクニック」を活用する。
方法は、25分の作業+5分休憩1セットとして、それを4セット繰り返す。
その後に15~30分の休憩を取る。
この繰り返しです。
周囲の音で、集中できない時の解決方法
1. デジタル耳栓や遮音できるアイテムを使用する。
Amazonや楽天市場などでも購入できる、野外フェス用の耳栓やデジタル耳栓を購入してみましょう。
また、ノイズキャンセリングイヤホンなども、人気のアイテムとなっています。
聴覚過敏のある方向けの、消音機能に優れたイヤーマフも良いでしょう。
2. できるだけ生活音が入りにくい場所を探す。
特に大きな音がする、洗濯機に近い場所は避けましょう。
駐車場の位置や道路環境など、駐車場の出入りや車の排気音などがします。
その場合は、窓際など外部の音から離れた場所を探します。
3. 家族がいる場合、話し合いでルールを作る。
日々の家事、ビデオ会議の話し声、電話などはどうしても避けられないもの。
家族でルールを作り、共有してみましょう。
この時間だけは話し掛けないようにする、家族の予定を共有する…などです。
これらを家族内で話し合って、譲り合いながらルールを作ると良いでしょう。
4. イヤホンやヘッドホンで音楽を流す。
どうしても避けようがない…という場合もあるでしょう。
自分が集中できるBGMのプレイリストを作成して、イヤホンやヘッドホンを使うと良いでしょう。
肩と腰の痛みの解決方法
スポーツ庁の記事によると、痛みの原因は主に3つ。
適切でない姿勢、歩かなくなったこと、正しくない体の動かし方。
そこで休憩時間の合間などを使って、こまめにストレッチを行う習慣をつけましょう。
1. 肩こりのストレッチ:ゆっくりと肩を上げて、ゆっくりと戻す(10回)
2. 首筋のストレッチ:首と肩をくっつけるように左に倒し、背面で右の手首を左手で掴みます。
そのまま軽く斜め下にぐーっと引っ張ってキープ(10~20秒)
首の右横が伸びるイメージですね!
その後に、反対側も同じように行います。
3. 背筋のストレッチ:ヒジをわきにつけ、左右のヒジを近付けて肩甲骨を寄せていってキープ(10~20秒)
その後、ゆっくり戻します。
「座りっぱなし」の状態では、体にとても負担が掛かってしまいます。
ストレッチや休憩の際には、立ち上がる。
こまめなストレッチと、立ち上がる習慣を心掛けてみましょう。
運動不足の解消やスイッチの切り替えに、散歩などの運動も良いですね!
作業環境を快適にする注目アイテム5選!
作業中の姿勢、気にしていますか?
姿勢の悪さはコリの原因になるなど、様々な体の不調を引き起こします。
そこで、快適な環境を作るための、注目アイテムがコチラです!
1. ゲルクッション
ハニカム構造のゲルクッションは、座り心地を快適にしてくれます。
2. ノートパソコンスタンド
PCスタンドは、高さの調節ができるのがベスト。
真っ直ぐに目線を保つことが、首や肩の負担を軽減させてくれます。
3. モニター
目の疲れは、大きな画面にすると断然ラクです。
セールなどを利用して、購入する価値はあります。
4. 姿勢矯正抱き枕
女性だけではなく、男性にも購入者が増えている「mamo」のシリーズ。
見た目の可愛さにも癒されますね!
5. ノイズキャンセリングイヤホン
リモートワークが進んで、売れ行きが大きく伸びたイヤホン。
中でも完全ワイヤレスイヤホンや、ノイズキャンセリング機能がついたイヤホンが人気です。
結局は太ってしまう
私の周りにもテレワークで仕事をしている人が多いですが、痩せている方でもちょっとお腹が出てしまっていたり、既に太っている方は一回り大きくなっていたりしています。
正直こればっかりはしょうがない事でしょう。
外へ出ようにも出る事に関して罪悪感を感じてしまいます。
結局仕事しかせずに1日を終えてしまう事が多いのではないのでしょうか。

ただそろそろ運動しなければいけないかなと思ったら時すでに遅しでやる気が出てこないんですよね。
もしくは運動していないので1日、2日かで辞めてしまいます。
そうなったら負のスパイラルです。
何もしない→体力が落ちる→何もしない→何か食べてしまう
これは絶対太りますよね。
それではテレワーク中太らない為には何をすればいいのでしょうか。
まず1つ目ですが、運動する日を決めてしまう事です。
毎日しようと思うから無理なのです。
なので1週間に2回ぐらいでもいいので運動する日を作ってみたらどうでしょうか?
毎日ではないのでちょっとはやってみようと気にはなりませんか?
そして2つ目ですが、これが大事なのですが、間食をしないという事です。
家にいれば何かしら口元が寂しくなります。
ちょっと休憩とか言いつつ冷蔵庫を開けたりしてませんか?
それがダメなのです。
仕事中はキッチン禁止、冷蔵庫禁止にしてみて下さい。
この2つを心掛けるだけでも痩せなくてもこれ以上は太らないと思います。
体調管理の為にも是非とも試してみては如何でしょうか。
テレワーク・リモートワークでも外に出るようにしましょう
コロナ禍になる前に私もテレワークを3年ぐらいした事があります。
その際、全く家から出ないという時を過ごしました。
ただそんな事をしているとどんどん閉鎖的になってきてそのうち家から出る事も億劫になってきます。
そうなると危険です。
自分がどんどん暗くなる感じが分かるんです。
最初は近くのコンビニまで歩いていこうとしていましたが、徐々にめんどくさくなって車でいくようになり、そのうち買いだめとかしてしまうのです。
そうなればいつの間にか太陽がでて知らず知らずに夜になってしまっている事も多々ありました。
正直こうなってしまうと何のために生きているのかなって思うようになってしまいます。
どうですか?危険ではないですか?
こうなる前に外にでるようにしましょう。
用がなくても外にでましょう。
もちろん何でこんな時間に外にいるのかとご近所さんに思われるかもしれません。
でもいいんです。
何故なら仕事しているのですから。
そんな噂よりも自分の体調が大事です。
なので積極的に外に出て下さい。
テレワーク・リモートワークでしっかり仕事をしたいなら
仕事着に着替えましょう。
部屋着ですとダレてしまいます。
そしてYouTubeを観ないようにしましょう。
誰からも監視されていない環境では誘惑にかられてしまいます。
1回でもYouTubeを観てしまえば間違いなく1時間は潰れてしまいますので要注意です。
さらに、正しい姿勢でキーボード、マウスを扱うようにして下さい。
時間が経つと足を上げたり楽な姿勢でPCに向かいがちです。
そんな姿勢で良い仕事ができるでしょうか?
しっかりやるというのは会社でも同じ環境を極力作るという事です。
家にいれば誘惑はたくさんあります。
意味もなく冷蔵庫を開け閉めしてませんか?
近くに漫画があれば読んでしまいませんか?
そんな事を会社でやります?
だからこそ会社と同じ環境をしっかり作る事が大事なのです。
こうする事で仕事、プライベートをしっかり分けて充実したテレワーク・リモートワークができるのではないでしょうか。
さいごに
毎日の通勤からは解放されたものの、自宅にはそれなりの困りごとも出てきます。
今回は、それぞれが簡単にできる、ちょっとした工夫を紹介してみました。
集中できる場所を探して、スペースを確保。
オンオフのスイッチの切り替えは、仕事着に着替える。
ポモドーロ・テクニックで時間の管理をして、メリハリをつける。
いつまでも疲労感を溜めないように、こまめに立ち上がってストレッチ。
一日の終わりには、散歩やお風呂で運動不足の解消やリラックス。
テレワーク・リモートワークで自宅で仕事には、一工夫した上での習慣化を加えてみる。
自分にとって、「仕事がしやすい快適な作業環境」を整えてみませんか?
最後まで読んで頂き、ありがとうございました!
読んで頂いた方々の困りごとが、本記事を通して少しでもお役に立てたら幸いです。
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