政治的メッセージを発信するビジネスで権力批判や権力養護、利点・問題点を考える

今回は難しい話しを考えてみます
権力批判、権力擁護、これらがビジネスとなっている事、そしてその利点、問題点についてになります。

新聞や雑誌、インターネットメディアや個人サイト、youtubeなどにて政治的なメッセージを発信しているケースは多くあります。

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ユーチューバーになるには動画をアップロードするだけです。ただ収入、儲かる、稼げるかはどれだけのコンテンツ内容なのかにかかってきます。そしてユーチューバーはどれだけ大変なのか色々と考えてみます。

それらを発信しているのはメディア業界や個人アフィリエイターで、発信により報酬得ているので立派なビジネスとして成立しています。

その政治的メッセージの立ち位置はメディアや個人によって様々ですが、大きく分けると現在の菅政権や以前の安倍政権に対して肯定的な立場をとるところ、批判的な立場をとるところに分かれます。

ただ政治的な広告に対して本当は中立でなければならないというのが一般的ではないでしょうか?

また広告が政治的に扱われるのも怖い感じがします。

何故ならお金を持っている人が多く広告を利用できるというのであればそこで差が生まれてしまいます。

それはもはや中立とは言えずお金が1番という世の中に傾きかねないのです。

但し、それが暗黙の了解のなかで両者ともに需要があるビジネスとして成り立っています。

このように様々な政治的立ち位置からビジネスの一環として政治的メッセージが発信されている現状については、世の中にとって非常に利点となるところがある一方で、様々な問題点も生み出しています。

そこで当ページでは、政治的メッセージを発信するビジネスによってもたらされる利点や問題点について考えてみます。



権力養護ビジネスや批判ビジネスを行う媒体にはどのようなものがあるか

政治的メッセージを発信するビジネスで権力批判や権力養護、利点・問題点を考える

まず権力を持ち上げることをビジネスとしている業界、批判することをビジネスとしている業界にどのようなものがあるか考えています。

権力よりの立ち位置で情報を発信していると一般的に言われるところで有名なのが新聞社でいえば読売新聞や産経新聞といったところです。

雑誌業界でいえば月刊hanadaなどもの権力よりのスタンスで記事が書かれているという見識が多いようです。

逆に批判的なスタンスをとっているといわれるのが、新聞社でいえば朝日新聞や毎日新聞などがそのように言われています。

地方紙でも沖縄県の琉球新報や沖縄タイムス、愛知県の中日新聞などは権力に批判的な記事を多く書いているといわれている業界です。

株式会社ロストニュースが運営するニュースサイト「LITERA」などは、かなり辛辣な表現を用いて権力を批判することが多いです。

主にそれぞれのメディアの立ち位置を批判する意味合いで、俗に権力よりの業界などは右翼的、批判的な業過などは左翼的、というように言われることが多いです。

他にも個人でブログやyoutuneで政治的メッセージを発信することでアフィリエイト収入を得ている人も多くいます。

権力批判や権力養護がビジネスとして通用することに対する利点は?

政治的メッセージを発信するビジネスで権力批判や権力養護、利点・問題点を考える

メディアや個人が権力を批判したり擁護するメッセージを発信することによる最大の利点は、多くの人に対して政治に関心を持たせる効果があるという点です。

若者を中心に政治離れが進んでいて、日本における選挙の投票率は先進国の中でも低い水準が続いています。

政治といえば難しい、堅苦しいというイメージがあって話題にすることをためらう人も多い現状です。

パーティーなどの世界で政治の話をしようとしたならほぼ間違いなく空気が悪くなってしまいます。

そんな中、実際に起きている政治的ニュースを、批判的スタンスや肯定的なスタンスで分かりやすく発信することで、政治は面白いと感じる人も増えてくるかもしれません。

また、発信内容に強いメッセージがあるとインパクトが強くなり、より読んだ人の心に響きやすくなります。

発信媒体によって立ち位置が違うことから、人それぞれに考え方があることが理解でき、自分自身はどのような意見を持つのかを考えるきっかけにもつながります。

インターネットの普及が若者の政治離れを引き留めるきっかけになるかもしれません。



権力批判や権力養護がビジネスとして通用することに対する問題点は?

政治的メッセージを発信するビジネスで権力批判や権力養護、利点・問題点を考える

一方でこういった政治的メッセージを発信するビジネスによる弊害も多く起きています。

そういったニュースに触発されて過激な内容を発信する人が多く出てくるという点です。「ネトウヨ」「パヨク」という言葉を耳にされたことのある方も多いかと思います。

俗に「ネトウヨ」と呼ばれる人は、はおおむね政権に肯定的な立ち位置をとることが多いですが、その発信内容は非常に過激で、自分自身が日本の愛国者であると自称し、政権を批判する個人やメディアを「反日、日本の敵」と決めつけて攻撃します。

また、韓国や中国といった国に対して過剰な嫌悪感を抱いていて、それらの国出身であることだけを理由にあることないことひっくるめて暴力的な言葉で否定し、多くの人を傷つけています。

俗に「パヨク」と呼ばれる人は、政権に批判的な立ち位置をとることが多いですが、過激な人は何が何でも菅政権や安倍政権のせいと決めつけることがあり、議論が成り立たないケースが多いです。

それぞれの立ち位置の人が「ネトウヨ」「パヨク」を自称することは少なく、多くは中立を装っています。

「ネトウヨ」「パヨク」という言葉は批判的な意味で使われることが多く、中には決して異論を認めず、自分と考えの異なる人を片っ端から「ネトウヨ」「パヨク」と決めつけて攻撃する人もいます。

特にインターネット環境はその匿名性もあり、常日頃ネトウヨとパヨクの不毛なやり取りが繰り広げられていることが多いです。

そういった過激なメッセージがSNSやYoutubeなどでもバズりやすい傾向があり、過激な発信を行うことが個人ビジネスとして成功につながることもあります。

同意見の人が便乗してバズることもあれば、違う考えの人をつるような炎上商法もビジネスとして成り立つケースがあります。

匿名でビジネスができるという点により、自分の立場を過激な表現で発信することで、多くの人を傷つけてしまう、権力養護&批判ビジネスにはそういった問題点も多く含まれます。

政治的メッセージは自主的にやるべき

政治的メッセージを発信するビジネスで権力批判や権力養護、利点・問題点を考える

これは筆者の勝手な思いです。
やっぱり政治にお金が絡むとろくな事がありません。

ユーチューバー、アフィリエイターなどはお金が稼げれば何でも良いという思いが強いと思います。

また広告を扱う代理店も一部はコンプライアンス、モラルを気にするかと思いますが、やっぱりお金なのです。

お金を出してもらっていれば文句も言えませんし、継続的に大きなお金が動いていればその媒体は段々どちらかに傾いてしまいます。
それが本当に中立と言えるのでしょうか?

もちろん代理店、ライターなどの中には中立の尊厳を守った方もいると思います。

但し、お金を出してもらっている広告主に対してあまりにもひどい書き方をするものに関しては上からの”待った”が必ずかかるはずです。

そういった意味でも本当は法律などで政治的なメッセージの取り扱いをしっかり決めるべきなのです。

ただそれがグレーゾーンになっているのか皆が沈黙になってしまっています。

果たしてお金を稼げればいいのか?
これは本気で議論するべき所であるかもしれません。

バズりを狙った間違った発言はやめるべき

政治的メッセージを発信するビジネスで権力批判や権力養護、利点・問題点を考える

お金の為にバズりを狙った発言でアクセスアップを図る記事、動画を見かけます。
本当にくだらなく感じます。

それは政治的メッセージの度合いを超えております。

またその中で差別だったり誹謗中傷するのも本当に見ていて嫌になります。

面白半分・お金の為、考え方は色々あると思いますが、その記事を書いて、動画をアップして嫌な思いをしている人はいるはずです。

アフィリエイターは人を幸せにも不幸にもする!不幸にしてしまうアフィリエイトとは
アフィリエイトもやり方によっては人を不幸にしてしまいます。アフィリエイターと不幸にするアフィリエイターを比較し、不幸にさせない為の対策を考えてみました。

いくらお金の為とは言え自分自身で線をしっかり引いておく必要もあると思います。

あなたの発言で誰かの人生が変わる事が果たして良い事なのか?
それをしっかり考えるようにしましょう。



言葉を間違えると炎上してしまうので気をつけよう

2021年8月13日に投稿されたメンタリストDaiGoさんの動画で、

「ホームレスの命はどうでもいい」
「生活保護の人が生きていても、僕は得をしない」
「僕は生活保護者の人たちにお金を払うために、税金を納めているんじゃない」

こういう差別発言の動画を投稿し大炎上しました。

正直、Daigoさんの真意は分かりません。

ただ、簡単に物事を発言してしまったように感じられますね。

私ならお酒やギャンブルをやっている人達に生活保護のお金を払うべきではないとかそういうのなら共感を得られたと思いますが、そういう感じでもなく調子にのってしまって発言しているような感じが見受けられてしまいました。

また影響力が大きい人は言葉を選ばなければなりません。

どんな所でも粗探ししている人はいますし、またそのポジションを狙う人もいるのです。

月収9億到達したとかも再生回数を稼ぐ意味での発言だったと思いますが、そういう人ほどやっぱり謙虚にいかなければならないのかなというのを改めて感じされられました。

やっぱりどんな時でも謙虚であらなければならないという事です。

さいごに

「権力批判や権力養護がビジネスとして通用することに対する利点や問題点は?」と題し、新聞や雑誌などのメディアや個人アフィリエイターがビジネスの一貫としてそれぞれの政治的な立ち位置を発信することの利点やその弊害についてまとめてみました。

・読売新聞社や産経新聞社、月刊Hanadaなどは権力に肯定的他立ち位置といわれる
・朝日新聞や毎日新聞、LITERAなどは権力に批判的な立ち位置といわれる
・権力を批判したり肯定する意見を発信することは立派なビジネスとなる
・政治的メッセージの発信により多くの人に政治に関心を持たせるきかっけができる
・一方で過激な表現の発信につながり、多くの人を傷つけるという問題も発生している

今回は難しい事柄に切り込んでみましたが、いかがでしょうか?

ビジネスには色んな形があります。

ただ政治的なものになると話しは別です。

やっぱりそこにお金が絡んでくるとなると色々と勘ぐってしまいますし、1番はフェアではないような気がします。

でもそれは切っては切れないものがあるとは思いますし、お金の力は絶大です。

ゼロにするのは難しいと思います。

ただそれぞれしっかり自分の正義を持って発信してもらいたいというのが筆者の気持ちです。

ただ逆に良い面もあります。

政治的な立ち位置の発信がビジネスになることで多くの人が政治に関心をもつ効果が出るかもしれません。

若者はどうしても政治に関して無頓着な所があります。

だから一部の頭が良い人だけで国を動かしてしまっているのです。

果たしてそれで本当にいいのでしょうか?

もっと日本をそして世界全体に目を向けてみましょう。

日本は平和だからと言って自分だけの事を考えていいのでしょうか?

日本人だからこそやれる事があります。

もし次に生まれ変わった場合、貧困な所だったらどうですか?

そういう思いがあれば世の中を良くしようという気持ちになりませんか?

これも勝手な筆者の考えなので是非とも中立に考えて下さい。

こんな感じでそれぞれの考え方を持つことも大事です。

また常に自分と違う考えを持つ人もいる事も忘れてはいけません。

異なる意見も尊重して日本が、世界が良くなっていく事を期待したいです。

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