投資で負け続けている人は自分に投資の才能がないのではないかと悩んでいたりしませんか?
さらには絶対儲かるといったツールを試そうとしてませんか。
もっと言えば絶対儲かるといった情報商材に手を出そうとしていませんか?
今回はそんな人の為の記事になります。
自分で運用せずにロボットやプロにお願いする投資についてしっかり考えていきたいと思います。
しっかり勝ちたいと思う人は最後までお読み頂けたら幸いです。
ロボアドバイザーや投資信託はやめた方が良い?
ほったらかしでも銀行に預金しているよりは利益が出るかもしれません。
しかし、落とし穴があることもあり、知識がないといつの間にか元本すらもない可能性もあります。
それを知らなかったと言っても投資は自己責任です。
なぜ、ロボアドバイザーや投資信託がやめた方が良いのかその理由をご紹介します。
自分で投資するより手数料が高い
ロボアドバイザーは手数料が一般的な投資信託やETFの直接購入よりも高いです。
購入時と売却時に手数料がかからないにしても保有時に信託報酬1%程度で投資信託よりも手数料が高くなってしまいます。
また、株式投資でネット証券会社を通して投資するにしても結果的に手数料が高くなってしまいます。
利便性がありますがその分以上に手数料が高いです。
また、利益が出ても引き出すのに手数料がかかって短期的なリターンを作るのは難しく、短期間に大きな利益を得ることもできません。
ロボアドバイザーの投資手法としてもリスクを低くしてコツコツ利益を出すため、長期的な資産運用に向いています。
次に投資信託ですが通常、購入金額の1%~3%の手数料がかかります。
内訳としては保有時に信託報酬や監査報酬など(資産額の0.1~3%程度)、売却時信託財産留保額(なしもしくは資産額の0.3%程度)となっています。
例えば利益が2%、手数料が2%であれば利益も損益も出ません。
そして、投資信託は人が投資を管理しますので当然のことミスもあり、失敗も多い可能性もあります。

元本割れの可能性がある
ロボアドバイザー、投資信託は元本保証をしてくれません。
そのため元本割れの可能性があり、簡単に言うと投資した金額が必ずそのまま帰ってくるとは限らないということです。
銀行預金のように預けたお金が保障され何かトラブルが起きても帰ってくるものではありません。
また、為替相場の変動を受けるリスクがあリます。
もちろん、投資をする時点でどのような場合でも元本保証はありません。
ただ、ロボアドバイザー、投資信託は簡単そうに見えますがほったらかしていても資産が勝手に増えるとは強くは言えないということになります。
もちろん、ロボアドバイザーも投資信託もリスクを分散するためのポートフォリオがあります。
思った成績が出なくてもどうにもなりません。
投資経験を積むことが難しく活かせない
投資経験を学ばず投資をロボアドバイザーや投資信託に任せきりであると、株価や世界の経済状況を把握せずにそのまま何か経済の異常事態などがあった場合にリスクを回避することでできないかもしれません。
結果的に資産が減ってしまう可能性もあります。
また、投資信託やロボアドバイザーでは投資について勉強をしない限り、放置しているのであれば投資の勉強ができません。
自分で投資する場合は投資についての勉強をするため投資経験を積みながら投資知識を得られその知識は将来的に自分の資産になる可能性もあります。
もし失敗したとしてもそれでも経験が積み重なります。
仮にロボアドバイザーや投資信託で勉強もせずただ放置して資産運用して失敗したら何のプラスもありません。
また、投資信託の場合は、プロに任せるためどこにどれだけ投資したのか、ブラインド方式を取り入れているためなぜそこに投資したのかが細かく把握できないというデメリットがあります。
失敗したところを学ぼうとしても把握ができないのでどうにもなりません。
タイムリーに売買できない
投資信託ではブラインド方式が採用され、適用される基準価額がわからない状況で売買注文が受理され、市場に上場されている株式とは異なり、簡単に売り買いができません。
ブラインド方式は不便で止めれば良いと思うかもしれません。
しかし、それでは投資家との利益に平等性が生まれないためこの方式を変えることは難しいです。
インデックス投資のすすめ
投資信託ではその投資家により様々な投資方針があります。
ただ、その4分の3はインデックスの利回りに劣っていると言われています。
投資信託のプロの投資家でさえほぼ利回りがインデックスより悪いのであればインデックス投資したほうが良いのは明確です。
知識がなくてもできる
インデックス投資はインデックスファンドの販売元に運用を任せられるので、ほとんど知識や技術があまり必要ありません。
ただ、投資するインデックスファンドを自分で決めなければいけず、どこのインデックスファンドを選ぶのか本やメディアで情報を得たり、成績をみたりして考えるしかありません。
さらに、自分で投資することになるためどのくらいどのインデックスファンドに投資するのか、リスク分散するのかなどは自分で決めなければいけません。
でも、インデックスファンド自体複数の銘柄を組み込んでおり、インデックス投資をするだけで分散投資し、リスクを抑えているのと同じことができます。
また、通常の株式投資であればある会社の投資をするということになりますが、インデックス投資であれば1つの会社ではなく電子分野、食品などテーマごとに投資することができます。
時間効率が良い
インデックス投資では1つ1つの銘柄を選定して投資するより、時間効率が良く、手間がかかりません。
基本インデックス投資は長期投資であり、短期間で一気に値上がりする利益を求めません。
そのため、売買を繰り返すこともなく手数料もかかりません。
さらに、最小100円から始めることもできます。個別株では通常、S株でない限り100株単位からの購入が必要なので、数万円以上の資金が必要になるケースがほとんどです。
手数料が安い
投資信託の中でもインデックス投資は信託報酬が安く手数料が1%以下が多いです。
手数料は正直馬鹿になりません。
手数料で選ぶ人もいる中、1%以下が多いとなればやっぱり選ばれる材料になる可能性は高いと言えます。
配当・優待投資のすすめ
金銭的なリターンでなくても自分が好むものや生活必需品を買わなくても獲得することができるのが株主優待です。
配当・株主優待どちらも株価変動に左右されず、利回りを得られます。
また、配当・株主優待・値上がり益どれも狙って投資することもでき、さらに利回りを高くすることもできます。
そして、株主優待・配当は値上がりえきを求めるより投資するのに逐一情報を集めたりなど手間がかかりません。
信頼できる会社として連続配当や高配当であれば知識がなくても配当銘柄として選べます。
ただ、株主優待は日本独自の制度で日本株購入の場合しかもらえず、投資信託やロボアドバイザーでは優待がもらえないことも多いです。
アメリカ株の場合でも有名な企業であっても無配当の場合もあり、それでも中には年に4回配当がある企業もあるのが特徴でもあります。
また、株主優待でも株価が下がって結果的に利益が出なくなる場合もありますので、リスクを避けるには株主優待最終権利日近くで購入してすぐ売るのもおすすめです。

配当金の税制優遇措置でより利益を
配当金を得た時点で一定額の税金を控除することで、特に難しい手続きはなく確定申告が免除されます。
何もしないと配当金を得た時点で税金が控除されます。(2016年の時点で約20%)
総合課税として確定申告し他の収支と配当金を合わせて総合的に課税してもらうことで、総合課税では収入が330万円以下だと税率は15%になり、配当金を含めて収入が330万円以下の方なら節税になっておすすめです。
また、申告分離課税として確定申告する場合、給料収入などの収支と株式や債券の収支を別々に分離して課税することになります。
株式や債券の売買での利益や損失、配当金の利益が全てを合算され、通常、株式・債券・配当金は利益を得た時点で税金が控除されます。
しかし、全ての利益、損失を合算して税金を計算すると、本来支払う税金よりも利益を得た時点で控除されている税金の方が多くなっていることがあり払いすぎた税金を取り戻すことができるのです。
いきなりロボアドバイザー、投資信託に頼らない
投資を始める上で分からないからという理由でロボアドバイザーや投資信託に頼らないようにしましょう。
まずは投資の本質を知る上でも自分で投資をしてみるべきだと思います。
投資に関してはデモのものだったり無料のものさらには少額でのものもあります。
そういうものを駆使してまずは投資というのはどのようなものなのかを感じ取ってみるべきだと思います。
そこから自分の経験が蓄積された上でロボアドバイザーや投資信託を選ぶのは自由だと思います。
段階的に自分の投資術の枠を徐々に広げていく事が投資する上でベストなやり方ではないでしょうか。
投資は何が成功で何が失敗なのか
ロボアドバイザー、投資信託で色々と考えてみましたが、何が良くて何が悪いというのは投資の世界で判断するのは難しいです。
ただ成功という上で確実なのは儲かっている、稼げているという事でしょう
それがトータルでプラスになれば成功と言えます。
投資には絶対はありませんが、勝つ可能性を高くする事は可能ではないでしょうか。
ただ全ての投資家が儲かるという事は絶対ありません。
誰かが儲かっていれば誰かは損をしています。
それこそ有能なロボアドバイザーがついているのか、それともプロがついているのかです。
そう考えると何に投資するというよりかはどの証券会社に投資するかという事になってくるでしょう。
さいごに
ロボアドバイザー、投資信託についてどうでしたか?
何かしらのアドバイスになれたでしょうか?
ただどちらにしても最終的に決めるのは自分次第です。
勝てば官軍負ければ賊軍というよりに最終的には勝った人が正しいのです。
そしてロボアドバイザー、投資信託を選んだとしても投資は自己責任です。
どんな状況下においても最終的には自分の判断となります。
投資は勝ったり負けたりの連続です。
勝った時は大きく、負けた時は小さくというのが定石になりますが、それも中々上手くいかないものです。
そういう時に自暴自棄になりそうな感じですが、投資こそいつでも冷静でいなければいけません。
ロボアドバイザー、投資信託を選んだとしてもしっかりと目的を持って選ぶようにしましょう。
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