大学教授の目指すには?1日のスケジュールから仕事内容、給料まで教えます

”大学教授”といえば大学で教えている先生で1番偉い人。

そんなぼんやりとした知識ではないでしょうか。

よくテレビドラマで表現されているのは教授の椅子を巡った争いなどですが、実際に何をしているのでしょうか。

気になりませんか?

そもそも大学教授はどうやったらなれるのでしょうか?

他にも給料はどうなのか?たくさんもらっているのか?

子供のころから大学教授を目指している人は少ないと思いますが、もし大学に入り憧れの教授が見つかれば目指すべき所なのかなと思ってしまいます。

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そこで今回はかなりぼんやりとした大学教授の仕事内容から給料までをはっきりさせたいと思います。



大学教授に目指す為には?

ここからは、大学教授になる手順について紹介します。

前提知識として知っておいて欲しいのは、大学教授になるためには【資格】や【免許】が必要ないということです。

では、どのようにして大学教授になるのか、それは以下のように成ります。

・博士号を取得する
・徐々にレベルを上げていく
・助手から教授を目指す

大学教授になる手順は以上に成ります。

一つ一つ詳しく紹介していきます。

博士号を取得する

大学教授になる手順1つ目は【博士号を取得する】です。

先ほど、大学教授になるためには【資格】や【免許】が必要ない。ということをお伝えしましたが。

基本的には、博士号という資格が必要になります。

しかし【博士号】というのは必須資格ではなく、あくまで【基本】として扱われています。

なので博士になりたいのであれば【博士号】という資格を取得しておく必要があります。

徐々にレベルを上げていく

大学教授のなる為には?1日のスケジュールから仕事内容、給料まで教えます

大学教授になる手順2つ目は【徐々にレベルを上げていく】です。

博士号を取得しましたら、次は【大学職員】として働かなくてはいけません。

大学職員の採用試験は1次試験の筆記で始まり、2次試験の面接で終わります。

大学教授に飛び級することは出来ないため、段階を踏んで教授になる必要があります。

助手から教授を目指す

大学に採用されたら基本的に教授の助手として働くことになっています。

大学職員には職位というものがあって、

1.助手
2.講師
3.准教授
4.教授

というように4つの位に分かれています。

なので、一つ一つ昇り詰めていく必要があるわけです。

ただ呆然と時間が経つのを待っておくのではなくて、積極的に行動しなくてはいけません。

教授になるために必要とされる時間は明確にされていないため、全て実力次第になります。

なので、積極的に行動していきましょう。

ちなみに大学職員になったからと言って実績を残さなくても良いという訳ではないです。

大学職員なれた場合は、実績を残さなければいけません。

なぜかというと、決まった年数内に実績を残さないと職員をクビにされるからです。

では【実績を残した後はどうするのか?】このような疑問を抱く方も多いと思います。

この質問にお答えしますと、まずは講師として講義をしなければいけません。

講義をしてある程度経験を積んできたら、次は【准教授】になれるように研究をします。

研究会で教授として認定されると、貼れて教授として働くことが出来ます。

大学教授の仕事内容は?

大学教授のなる為には?1日のスケジュールから仕事内容、給料まで教えます
大学教授の仕事内容は大きく分けて2つあります。

1つ目は【学生の教育・指導】です。

2つ目は【研究】です。

1つ目の【学生の教育・指導】というのは主に講義を中心としており、専門的な知識・技術を教えていくことになっています。

大学校では、講義の事を1コマと呼んでおり、1コマの時間は90分~100分ほどで行われ、1週間に5コマほどあります。

また、教授は講義だけでなく、大学校の運営にも携わるため、多くの仕事があると言えます。

教授の仕事内容2つ目は【研究】です。

研究は、主に一人で行いますが、学生と一緒に指導をしながら研究を行うこともあります。

研究で成果を出すことも非常に大事なのですが、その研究で成果を出すために行ったことや、過程を学生に教えるという義務があります。

大学教授の1日のスケジュール

大学教授の1日のスケジュールは、【講義がある日】と【講義がない日】で変わってきます。

なので【講義がある日】と【講義がない日】を比べて紹介していきます。

講義がある日の大学教授のスケジュール

講義がある日の大学教授のスケジュールは、以下のように成ります。

9時から講義があるため、8時過ぎには大学校へ出勤します。

9時から講義を行い、およそ100分で講義が終了するため、10時40分ほどに1限目が終了。

2限目は11時から始まり、12字40分ほどに終わり、昼食を取ります。

昼食後はゼミが始まり、ゼミが終了するのはおよそ17時~18時ごろとなります。
(ゼミというのは、学生と意見を交わしたり、指導を行う事を指します。)

ゼミが終われば、次は教授会に出席して19時ごろにはフリーになります。

講義がない日の大学教授のスケジュール

講義のない日の大学教授のスケジュールは以下のように成ります。

講義がある日より遅くに出勤をして、研究に取り掛かる教授もいます。

ですが、大体の教授は研究にはあまり時間をかけず、非常勤講師として他の大学校へ行き、講義を始めます。

非常勤講師としての講義が終わった後は、研究へ戻り帰宅時間は講義がある日と同じくらいになります。

いつもより早く帰宅しない理由は、研究等で進行が遅れていたり、会議などがあるという理由があるため速く帰宅しません。



大学教授の給料は?

ここからは、大学教授の給料について紹介していきます。

大学教授の給料は【約65万円】ほどとなっております。

給料にプラスされるボーナスもあるため、年収は【約1050万円】になります。

しかし、これはあくまで”平均”なので、参考程度だと思って頂ければ幸いです。

大学教授の給料は、様々な基準で決まるため人それぞれ貰える給料が異なってきます。

では、どのような基準で給料が決められるのか、それは以下で紹介します。

大学教授の給料が決まる基準

大学教授のなる為には?1日のスケジュールから仕事内容、給料まで教えます

ここからは大学教授の給料が決まる基準について紹介していきます。

大学教授の給料の基準は以下のように成ります。

・年齢
・勤務年数
・働く大学

教授の給料が決まる基準は大きく分けると以上の3つになります。

一つ一つ掘り下げていきます。

年齢

大学教授の給料が決まる基準1つ目は【年齢】です。

年齢が若ければ若いほど給料を多く貰えるわけではなく、主に35歳~40歳・45歳~70歳の年齢の教授が多く給料を貰っている傾向があります。

35歳~40歳・45歳~70歳の教授の方は給料を多く貰える傾向にあるため年収1000万円を超えることもざらにあります。

しかし、教授の給料は年齢だけでは多くならないため他の基準も参考にしてみてください。

勤務年数

大学教授の給料が決まる基準2つ目は【勤務年数】です。

やはり勤務年数が長ければ長いほど給料を多く貰える傾向にあります。

特に15年以上勤務している方であれば、研究長や学長という比較的高い地位に立つことが出来るため、年収1000万円を超えることも出来ます。

働く大学

大学教授の給料が決まる基準3つ目は【働く大学】です。

一番大きく左右されるのは、この働く大学だと思います。

働く大学が小さければ小さいほど年収は低くなりますし、大きな大学になればなるほど給料は多く貰えます。

特に都市圏付近の大学であれば間違いなく年収が1000万円を超えるでしょう。

大学教授の中で給料が高い人の条件

大学教授のなる為には?1日のスケジュールから仕事内容、給料まで教えます

ここからは、大学教授の中で給料が高い人の条件を紹介していきます。

大学教授の中で給料が高い人の条件は以下に成ります。

・レベルの高い専門知識やスキルを持っている
・経歴がズバ抜けている

以上が大学教授の中で給料が高い人の条件です。

一つ一つ詳しく紹介します。

レベルの高い専門知識やスキルを持っている

大学教授の給料が高い人の条件1つ目は【レベルの高い専門知識やスキルを持っている】です。

大学教授が高い給料もらうためにはレベルの高い専門知識やスキルを持っている必要があります。

なぜレベルの高い【専門知識】や【スキル】を持っている教授の給料が高いのかというと、教授として価値が高くなるからです。

教授として価値が高くなるというのは、周りから求めてられているという事に成りますので、必然的に誰もが知らない【専門知識】や【スキル】を持っておく必要があります。

なので、大学教授の給料が高い人の条件1つ目は【レベルの高い専門知識やスキルを持っている】なんです。



経歴がズバ抜けている

大学教授の給料が高い人の条件2つ目は【経歴がズバ抜けている】です。

そもそも、給料が高い人ってどんな人だと思いますか?

実は、給料が高い人って【市場価値が高い人】のことを指すのです。

これは大学校教授も全く同じで、市場価値が高ければ高いほど周りより多く給料を貰う事が出来るのです。

では、市場価値が高い人間になるにはどうするのか、それは経歴で周りと差をつけるです。

【経歴で周りと差をつける】これだけで給料が高くなるのです。

最初から大学教授を目指している人は少ない

大学生になり研究に没頭しているといつの間にか4年過ぎてしまいます。

そこからもっと勉強したい、研究したいとなれば大学院生となります。

ただ大学院生も時間が限られています。

そして就職する人もいれば大学に残る人もいます。

また大学に戻る人もいます。

そうやって大学の仕事が始まります。

ただイチ研究員ですと予算も決められている為、やる事に限界を感じてしまいます。

そうなると目指すは教授ですよね。

何故なら全ての決定権が教授にあるからです。

極端に言えば教授になる事で予算もやる事も全て決められます。

ほぼほぼ思い通りになるという事です。

研究員にとってそんな嬉しい事はないですよね。

そうやって教授を目指す方が多いのではないでしょうか。

興味は無限大です。

そういう意味では好きな事をありったけできるというのは羨ましい事ですよね。

ただその裏ではたくさんの挫折、努力をした結果だと思いますのでそう考えると大学教授というのは偉大だと思います。

さいごに

大学教授のなる為には?1日のスケジュールから仕事内容、給料まで教えます

大学教授の事を分かって頂けでしょうか?

ちなみにこれは一般的な大学教授の記事であり、各大学、学部によってはまったく仕事内容、給料形態が全然違う事もあります。

それでも大体はこんな感じと捉えて頂ければいいのかなと思います。

最初にぼやけていた大学教授ですが、多少は霧がはれたでしょうか?

正直これは一般論でありまだまだ未知な所もあります。

医療系の大学教授ならかなり力を持つと聞きますし、簡単になれる教授もあるみたいです。

ただ大学教授という肩書を持つにはそれだけの功績を取る必要がありますし、経験・知識も必要みたいです。

誰よりも秀でるものを持っていないとなかなかなれない職業みたいなのでその辺は常日頃から何かを研究していてそれでいて誰よりも詳しいという事でないと難しいのかもしれません。

勝手なイメージですが、やっぱり大学教授という響きは何ともいいものに感じます。もし憧れを持っている方がいらっしゃいましたら是非とも頑張って下さい。

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